内容説明
料理の腕が上がる!調理データやコツが満載。目安量と廃棄率が一目瞭然。食材別に下ごしらえがわかる。
目次
1 材料を読み解く!目安量&廃棄率(レシピの分量を正しく読めていますか?;目安量&廃棄率)
2 もう迷わない!食材別下ごしらえHow to(下ごしらえの意味知ってますか?;食材別下ごしらえHow to 野菜 ほか)
3 おいしい味つけのコツがわかる!調味料の役割と味つけ(あなたの味つけ、本当に薄味ですか?;味つけの基本は「量る」ところから。 ほか)
4 このコツでグンと上手くなる!おいしい調理科学(あえる科学;ゆでる科学 ほか)
著者等紹介
松本仲子[マツモトナカコ]
1936年旧・京城(現ソウル)生まれ。福岡女子大学家政学部卒業。女子栄養大学大学院修士課程修了。桐生大学教授。女子栄養大学名誉教授。医学博士。「調理法の簡略化が食味に及ぼす影響」などの研究を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
絹恵
4
食材の目安量や廃棄率から調理方法、調理操作の科学的な理由、保存方法まで洗練された順序で載っています。更に一般的な調味料の塩分換算をしたものがあり、一日の塩分摂取量の計算がしやすくなると思います。調味パーセントの計算方法もよく分かりました。調理関係に携わる者としては、知識を得ることによって誰もが食事の面から健康を気遣う心が生まれることを願います。それでも気負わずに、純粋に調理を楽しむ心を忘れたくないと思いました。2013/04/01
マツ
0
これはとても役に立ちます!昔ながらの常識よりも今ならではの常識へ。 新たに知ることが多く、台所に一冊置きたい!というか置きます!2013/11/02
宇野うぇん
0
地味に面白い。いわれるままにやっていたことも、ああなるほど科学的にはそうなのかと思う。知ってて損はしないですね。ちなみに、これを読んでさしすせそにあまりこだわらなくなりました。2013/03/23
海
0
レシピに記載されている「塩少々」というのが何gなのか考えたことがある人が読めば凄く楽しいと思う本である。2013/03/13
月と星
0
★★★無茶苦茶丁寧な下ごしらえ。料理番組の先生が使う材料は、こうやって用意されているから、調理する前から素材が美味しそうに見えるのね。廃棄率や調理科学の項目は、論理的に料理することにつながる新しい発想。かたく考えずに、こうやる方がなぜ美味しいのかを理解できる。2013/01/22