内容説明
ルールだけでなく、初歩の技術まで解説する。
目次
第1章 ゲームを始める前に―囲碁の2大ルールを覚える(囲碁での基礎知識;囲碁の2大ルール ほか)
第2章 基本の打ち方―序盤・中盤・終盤入門(序盤の基本;中盤の基本 ほか)
第3章 戦術の立て方―布石と手筋を覚える(基本布石;基本手筋)
第4章 応用戦術―序盤・中盤・終盤に強くなる(序盤の応用戦術;中盤の応用戦術 ほか)
著者等紹介
石田芳夫[イシダヨシオ]
1948年(昭和23年)8月生まれ。愛知県出身。1957年木谷實九段に入門。63年入段。70年に本因坊5連覇で、二十四世本因坊の資格を得る。72年に名人を獲得し、史上3人目の名人本因坊となる。他、天元1期、王座2期など獲得タイトル数は24。08年8月に規定により、二十四世本因坊秀芳を許される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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そり
16
シンプルかつ自由度が高いゆえに、基本を知らないでやるとふわふわした感触が残る囲碁。この本で基本となる打ち方と戦術パターンを頭に入れることができ、少しは面白さの輪郭が見えるようになった気がする。覚えるパターンはなかなか多く感じた。それは初心者だからだろう。でも、柔軟に、意味をもった手を打って対応できるのは、理解が進んだようで良い。応用編まで完璧に理解すれば一級のようだけど、一冊でやるにはだいぶ詰め込んだなと。なんとなく絵を掴んどいて、読みの裏づけは他の詰碁や手筋の本で蓄積するのが楽しいかな。2019/03/14
ゆーや
2
2017年39冊目。 ルールの見直しと、基本中の基本の戦略とを学び直すのにちょうどよかった。 一冊目としてぴったり。2017/08/11
kazuko_ozaki
2
「ヒカ碁」熱が高じて、また碁の本を読み始める。本屋で何冊か立ち読み。初歩のルールだけではなく、布石や手筋、終盤の戦術など、全体がざっと概観できる。初心者にも「碁」というゲームの戦い方の面白さをわからせてくれる良書だと思った。この本のおかげで、「ヒカルの碁」のセリフが10倍くらい面白く読めるようになった。私は9路盤ですら負け続けている超初心者なので、この本をしっかり読み、もう少しきちんと打てるようになりたい…。2010/01/09
鉢野めだか
1
ルールを覚えるにはいいと思うが、戦略の話になった途端難易度が上がる・・・2022/08/21
966math
1
囲碁のルールと初歩的な手筋や用語が書いてあったのでこれまで未知のゲームだった囲碁の雰囲気がわかった。2019/02/11