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ひとりひとり

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  • サイズ A4判/ページ数 27p/高さ 22X22cm
  • 商品コード 9784415305097
  • NDC分類 E
  • Cコード C0071

内容説明

人が人と生きる愛しさがつまった絵本。

著者等紹介

谷川俊太郎[タニカワシュンタロウ]
1931年東京生まれ。詩人。21歳のとき、第一詩集『二十億光年の孤独』を刊行。詩作のほか、戯曲、映画脚本、絵本・童話の創作、翻訳など、さまざまな分野で活躍している。『マザー・グースのうた』で日本翻訳文化賞、『日々の地図』で読売文学賞など、数多くの賞を受賞

ふくだとしお[フクダトシオ]
1971年大阪生まれ。大阪芸術大学工芸学科卒業。accototo(アッコトト)として絵本、デザイン、イラストレーション、絵画、壁画など様々な作品を手掛けている。動物をモチーフとしたタオルや陶器などの雑貨も展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

❁かな❁

171
お気に入りさんのオススメで手に取りました!良かったです*谷川俊太郎さんのシンプルで温かく力強い言葉と、ふくだとしおさんの繊細で温かみのある個性的な植物の絵がとても調和しています(´▽`*)今の世の中、特に日本では個性を出しにくいですよね。ひとりひとり、個性を活かしながら、それぞれ助け合い、力を合わせ成長していくのが大切ということ、ひとりひとりどんなに違っていてもふるさとは同じなど、わかってはいるつもりでも忙しさでつい忘れがちになっている大切なことに気づかせてもらいました*絵も可愛くお二人のあとがきも素敵♬2015/12/09

優希

89
シンプルだけれど優しいことばに癒されます。人は皆ひとりひとりなんだな、と改めて感じました。多くの人が集まってもその中にいるひとりひとりは素敵な個性のある存在で宝物なのだと思います。個性が潰されがちな昨今、ひとりしかいない宝物を大切にしないといけないと感じました。ひとりひとりは違うけれど、その宝物は皆で輝かせていくべきですし、違いはあれども、同じふるさとに生きているなどグッときました。ふくだとしおさんの独特の植物の絵も素敵でした。自分を大切にすることを忘れがちな現代の人への贈り物のような一冊です。2015/12/14

かりさ

78
谷川俊太郎さんのシンプルだけど大きく包まれる優しい詩、ふくだとしおさんの不思議な植物たち。お二人の作品がとても素敵な詩絵本。ひとりひとりの個性がなかなか見出されないこの世の中で、個を色濃く出すのは至難なことです。多数が力を持つ中で自立すること、自分の個性を大切に育むこと、頑張らなくてもいいからゆるやかにしなやかに生きていければいいのかな。「自立は孤立ではない」谷川さんのあとがき全て素晴らしく心に留めておきたい。ふくださんのぷっくりした可愛らしいちょっと変な植物も眺めていると癒されます。素敵な本でした。2015/12/02

kinkin

44
ひとりひとりという言葉を噛み締めることのできる本。「和」と言う言葉、そして「個」という言葉。どちらもひとりがあるからなりたっている。2015/06/09

cozicozy

40
【図書館】タイトルの『ひとりひとり』という言葉に、惹かれました。谷川俊太郎さんの詩、ふくだよしおさんの絵は、とてもシンプルで心に響きます。読了した後に、「ひとり」という言葉からは、「1人」という印象を受けます。でも、タイトルの『ひとりひとり』という言葉からは、「1人」+「1人」という印象を持ちました。ひとりひとりが別の人間で、異なってもいいんだと、ページを捲る度に心に語りかけられている化のようでした。この世には、異なる1人1人が存在するから、自分の個を大切にしても良いのだと。良い本に出逢いました。^^2014/02/28

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