内容説明
人は誰しも、大なり小なり問題を抱えていて、日々ちょっとしたことで悩んだりする。社会生活をするうえで逃れられないこうしたことに対し、ついネガティブにとらえてしまうと、自分を守ることに精一杯になって、生き方そのものが後ろ向きになってしまう。では、自信をもって、幸せを感じながら、前向きに生きる力を養うにはどうすればよいか。どうしたら物事を楽観的にとらえることができるのだろうか。その理由を詳細な心理分析から紐解いてみた。
目次
“前向き力”の正体に迫る
“何くそ”の前向き力が発揮されるとき
無理にがんばらない“前向き”とは
前向き力を阻むもの
「負けてなるものか」とがんばるあなたへ
完璧を目指してがんばるあなたへ
協調性を大事にしながらがんばるあなたへ
周囲に気配りしながらがんばるあなたへ
マイペースを貫いてがんばるあなたへ
人の動向を気にせずにはいられないあなたへ
自己反省を繰り返してしまうあなたへ
慎重に石橋を叩いてがんばるあなたへ
みんなで前向きになる
著者等紹介
齊藤勇[サイトウイサム]
1943年山梨県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。立正大学心理学部教授。文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひろちゃん
42
なんか、学術的な本。2015/11/05
かいゆう
13
ちょっとくどくて、どこかで見たことある内容が並んでいて、新しい発見はなかった。向上心を持って進む「前向き」と、物事を楽観的に捉える「前向き」。このふたつを同時に成立させることなんてできるんだろうか?私に必要なのは、楽観的に捉えられるようになる方の「前向き」。これができれば、かなり気持ちが楽になるんだけど。自分は心配性過ぎ。そしてそれはそんなに必要の無いものということは分かったけれど…。『みんなが心配しなさ過ぎ』と思ってしまうのです。2014/03/12
やまちゃん0
1
前向きになれない人の、タイプ別の深層心理や前向きになるためのアドバイスがあり、興味深い。2011/10/01