内容説明
論理は難解な学問でもなければ、才能の産物でもない。一定の方法に従って考えたり話したりする技術なのだ。「理屈に合う」ほうがラクに生きられることを知ってほしい。本書は、論理的に「事実を把握する」「考える」「話す、書く」そして「人生を向上させる」ステップを、簡潔ていねいに、ビジネス現場に即して教示するものである。
目次
1章 「事実」をどう整理するか
2章 問題の「根」をさぐろう
3章 「理路整然」の条件
4章 「自滅パターン」にはまるな
5章 議論の方法―論理的な話とは
6章 論理を現実化する技術
7章 常に「成功が見えている人」の考え方
著者等紹介
西村克己[ニシムラカツミ]
1956年岡山県生まれ、芝浦工業大学教授、経営コンサルタント。1982年、東京工業大学経営工学科大学院修士課程を修了。富士写真フイルム株式会社を経て90年に日本総合研究所に移り、主任研究員として民間企業の経営コンサルティング、講演会、社員研修を多数手がける。03年より、芝浦工業大学大学院工学マネジメント研究科教授。専門分野は、MOT(技術経営)、経営戦略、戦略的思考、図解思考、プロジェクトマネジメント
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