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- > 成美堂(光風社出版)
内容説明
白虎隊の悲劇を残して会津藩は滅んだ。京都守護職として幕末政局の中心にいた会津藩は、尊攘倒幕派と対立。王政復古のクーデター、鳥羽・伏見の戦を経て、奥羽越列藩同盟を結び、全面戦争へと突入。近代兵器に勝る薩長軍の前に敗戦を重ね、ついに降伏したが、美しい風土の中で純粋培養された会津の武士道は、白虎隊の少年たちに受けつがれ、飯盛山での集団自決という形で見事に昇華した。
目次
未曾有の危機
横浜の異人館
驚愕の日々
仙台藩出兵
青春のときめき
仙台・米沢・会津会談
火を噴く土湯峠
七ケ宿
白石会談
世良誅殺〔ほか〕