出版社内容情報
清朝末期、帝国主義の名の下に勢力を伸ばそうとする欧米列強や、日清戦争の勝利に沸き、明治から大正と新時代への気運も高い日本に圧倒されていた中国。特に袁世凱は1911年、清王朝打倒、共和国体制を築くため辛亥革命において孫文と協力したが、何故袂を分かつことになったのか。内憂外患の続く中、中央集権を進め帝位までを手中に収め、近代中国を形成する上で確かな一段階を作り上げた袁世凱の新たな姿を捉える好著である。
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- 和書
- 米国自動車産業経営史研究
清朝末期、帝国主義の名の下に勢力を伸ばそうとする欧米列強や、日清戦争の勝利に沸き、明治から大正と新時代への気運も高い日本に圧倒されていた中国。特に袁世凱は1911年、清王朝打倒、共和国体制を築くため辛亥革命において孫文と協力したが、何故袂を分かつことになったのか。内憂外患の続く中、中央集権を進め帝位までを手中に収め、近代中国を形成する上で確かな一段階を作り上げた袁世凱の新たな姿を捉える好著である。