内容説明
仏像を仏の教えと古美術の観点からわかりやすく解説。
目次
第1章 やさしい仏像の見方(如来―真理に目覚めた仏たちの像;菩薩―救済をもたらす仏たちの像;明王―忿怒の形相で導く仏たちの像 ほか)
第2章 仏像の見分け方(仏像の目に注目しよう;仏像の手の形に注目しよう;持ち物をみてみよう ほか)
第3章 仏像鑑賞のQ&A(多種多様な仏像があるのはなぜか?;どのように拝観すればいいか?;仏像のどこに注目すればいいか? ほか)
著者等紹介
熊田由美子[クマダユミコ]
仏教美術研究家、愛知芸術大学講師、東京藝術大学古美術研究所教員、三重県文化保護審議会委員。主に日本・東洋の仏教美術および近代仏像批評史を研究。長年にわたって東京藝術大学美術・音楽学生の古美術指導にたずさわるとともに、NHK文化センター「仏像―心とかたち」講座を主催。奈良市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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nyaoko
69
仏像についての入門書。種類、説明、分かりやすかったです。鑑賞ポイントとか読んだ日にゃ、たまりません。京都・奈良に飛んで行きたい。2019/07/15
ぺぱごじら
11
来週いらっしゃる海外からのお客さんが「日本の本好き」とのことで、週末にお土産の本探し。とはいえ日本語がわかる方ではなく、インテリアの趣も兼ねているらしいので、写真がよかろうと探索中に、ぼくが惹かれて買っちゃった(笑)。解説分かりやすく、写真きれい。しかも豆知識付きで楽しめました。2010/11/07
しろきいろ
6
図書館。かなり斜め読み。奈良の大仏見に行くまえに読めば良かった…大仏様は個別の仏様じゃなくて世界を体現なさっていたのね。あとこのガイドは如来や菩薩や天など各仏様の衣の纏い方手順が漫画みたいに図示されててお着替えシーンを見ているようでなんともユーモラスでした。2020/01/11
aisu
5
監修の熊田由美子先生の講座に参加したのですが、先生の説明に惹かれました。この本にはそのご姿勢が凝縮されています。詳しくて親切で丁寧です。2009/06/29
sayzk
4
見仏の手引きとして見やすく分かりやすいです。ただ、掲載写真の仏像に「国宝」「(国、都道府県)重文」を書き添えて欲しかった。2013/03/18