内容説明
ピッチャーにとって最も大切なのは、バッターに対する投球であることはいうまでもありません。しかし、それに加えて、けん制球、フィールディング、ベースカバーなど、ピッチャーが行なわなければならない役割は数多くあります。これらが総合的にゲームを左右するために、野球の勝敗はピッチャーによって7~8割が決まるといわれるのです。本書ではピッチングの基本を解説するとともに、投球以外の要素についても触れてみました。本書がきっかけとなってみなさんの技術がより向上し、野球をより楽しんでいただければ幸いに思います。
目次
1 コントロールを磨く
2 キレのいいストレートを投げる
3 決め球の変化球を投げる
4 自分に合う投球フォームを見つけよう
5 ランナーを出したときのピッチング
6 ゲームのカギを握るピッチャーの守備
7 実戦に役立つ投球術
8 ピッチングに役立つ実践コンディショニングトレーニング
著者等紹介
伊藤栄治[イトウエイジ]
現役時代は内野手として活躍し、東海大学在学時から学生コーチを務める。卒業後は同大学のコーチ、助監督を経て、平成9年11月監督に就任。首都大学野球リーグで優勝多数の実績を挙げるほか、全日本大学野球選手権、明治神宮大会などで同大学を勝利に導く。昭和41年12月7日生まれ。福島県郡山高校出身
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- 和書
- 平成10年 観象宝運暦