内容説明
本書では、身近に自生する花、山野の花、庭や花壇の花、木の花など季語として使われるおよそ460種の植物を季節順に紹介しています。見出し季語のほか、別称や和名も紹介しています。その花の特徴、歴史、文化のほか、作句するときのポイントも紹介しています。その花の季語の入った俳句を数多く収録しています。
目次
春(初春;仲春 ほか)
夏(初夏;仲夏 ほか)
秋(初秋;仲秋 ほか)
冬(初冬;仲冬 ほか)
新年
著者等紹介
復本一郎[フクモトイチロウ]
1943年愛媛県宇和島市生まれ。静岡大学教授を経て、現在、神奈川大学教授。専攻は近世・近代俳論史。文学博士。俳号は鬼ヶ城。『子規との対話』(邑書林)で第6回加藤郁乎賞受賞
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感想・レビュー
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おおにし
15
俳句を始めてから散歩で見かける草花がやたら気になるようになった。みかけた花は季語にあるのかないのか調べるためには、歳時記では役に立たず本書のような図鑑が必要。本書は花の写真が大きくみやすいし、作句のポイントが載っている点がよい。図書館本なのでぜひ購入して手元に置いておきたいと思う。2023/06/30
更紗
1
読み終えた本というよりは、いつも側にあってサポートしてくれる。俳句作りのヒントになる一冊。全ページ写真で視覚も満たされます。2012/08/27
デコボコ
0
とても良い。2017/08/12
伊坂セイコ
0
花色別さくいんが楽しい。同出版社から出ている俳句シリーズと、例句のかぶりがないのもいい感じです。2009/11/17