出版社内容情報
《内容》 児童臨床、学校心理学、児童福祉などに従事する臨床家にとって、DSM-IVの有効で正確な使用は専門的職務の必須の一部になりつつある。
本書は、サイコロジストがDSM-IVに精通し、自信を持って学校現場で活用できることを意図している。
内容説明
児童臨床、スクールサイコロジー、児童福祉などの分野に従事するサイコロジストにとって、DSM‐4の有効で正確な使用は専門的職務の必須の一部になりつつある。しかし、DSM‐4の膨大で複雑な分類を目の前にして気後れしてしまう初学者も多い。本書は、サイコロジストがDSM‐4に精通し、自信を持って学校現場で活用できることを意図している。
目次
第1部 診断学的問題とDSM‐4の使用(精神医学的診断:スクールサイコロジストの課題;DSM‐4診断システムの概観;DSM‐4の使用法)
第2部 症状の評価についてのガイドライン(破壊的行動症状(表面化する問題)
情緒の症状(内面化する問題)
物質関連の問題、他の「嗜癖」行動、および有害な環境が及ぼす影響 ほか)
第3部 学校現場におけるDSM‐4の適用:課題と論点(評定における倫理的および専門的責任;ケースの記録:診断のためのデータや裏づけとなる記録;学校現場におけるアセスメントと診断に対する医療給付の可能性 ほか)
著者等紹介
ハウス,アルヴィン・E.[ハウス,アルヴィンE.][House,Alvin E.]
臨床心理学者で、イリノイ州立大学(ノーマル)心理学部助教授である。特に、学校や職業、医療、法医学のコンサルテーションの際に適用されるアセスメントの研究を専門としている。大学院では精神疾患診断、心理学的アセスメント、および精神病理学の講義を担当している。子どもの観察的アセスメントのマニュアルの共著の他、知能検査、人格検査、神経心理学検査等の多数の著書や論文がある
上地安昭[ウエチヤスアキ]
1969年広島大学大学院博士課程単位取得退学(教育学博士)。1975年米国ミシガン大学客員研究員(2年間)。現在、兵庫教育大学教授、同附属発達心理臨床研究センター長、臨床心理士、認定カウンセラー。専攻は臨床心理学・学校カウンセリング
宮野素子[ミヤノモトコ]
1992年兵庫教育大学大学院学校教育専攻修士課程修了。現在、ユング派分析家、臨床心理士。専攻は分析心理学・臨床心理学
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