目次
第1部 性問題行動のアセスメント(アセスメントとは何か;アセスメントと介入の原則;アセスメントの実際)
第2部 治療教育実践のポイントとコツ(動機づけと性問題行動の理解;治療教育における重要な概念と実践)
第3部 治療教育プログラム実施のシステムづくり(治療教育プログラムを開始する;治療教育プログラムを継続する;保護者支援を組み込む)
“座談会”性問題行動の治療教育―20年をふり返って
著者等紹介
藤岡淳子[フジオカジュンコ]
一般社団法人「もふもふネット」代表理事。上智大学大学院博士前期課程修了、法務省矯正局において、受刑者と非行少年のアセスメントと教育に20年間携わる。その後、20年間大阪大学大学院人間科学研究科教授などを経て、現職。大阪大学名誉教授、臨床心理士、公認心理師、博士(人間科学)
野坂祐子[ノサカサチコ]
大阪大学大学院人間科学研究科教授。お茶の水女子大学大学院博士課程単位取得退学、大阪教育大学学校危機メンタルサポートセンター准教授などを経て、現職。臨床心理士、公認心理師、博士(人間科学)
毛利真弓[モウリマユミ]
同志社大学心理学部准教授。大阪大学大学院人間科学研究科単位取得退学、名古屋少年鑑別所法務技官兼法務教官、大林組PFI事業部/島根あさひ社会復帰促進センター、広島国際大学心理臨床センター特任助教などを経て、現職。臨床心理士、公認心理師、博士(人間科学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひろか
5
藤岡先生、野坂先生はもちろんだけど、毛利先生すごいなー。2023/08/14
ソーシャ
4
藤岡先生、毛利先生、野坂先生のもふもふネットのメンバーが主に性加害行動に対するCBTをベースとした治療教育(心理的支援ではない)の考え方と方法を解説した一冊。児相や児童自立支援施設での実践例がそのスタッフによって紹介されていて実際にどんな風に実践されているかがイメージできるようになっています。最後の対談は色々とぶっちゃけていますね。2024/10/14
ぞだぐぁ
0
スカートめくりするとか、クレヨンしんちゃんみたくおしりを公共の場でも出す子供にやってはいけないと教える方法とかの本かと思って読んだら性犯罪をしてしまった子どもやその親に対する治療教育とかの話だった。 その行為自体が目的ではなく、背後にある本当の問題(親が構ってくれないから大人の男の人に性的アピールして性犯罪被害に遭うとか)を見つけ出すとかは聞いたことある。 他に、挿入とか事実関係を皆に分かる形にする様に話させるのではなく、突っ込んだとか子供の認識している言葉で話させるとか、加害者と被害者がきょうだい(続く2024/07/02