内容説明
SNSカウンセリングに必須の知識・技法がこの1冊でわかる。SNS相談員の必携ハンドブック!!
目次
第1部 SNSカウンセリングの社会的意義と相談員のミッション(SNSカウンセリングとその社会的意義;SNS相談員のミッション―役割と職業倫理)
第2部 SNSカウンセリングに必要な知識とスキル(SNSカウンセリングの進め方と基本スキル;危機介入カウンセリングと危機管理;いじめに関わるカウンセリングと対応;さまざまな支援リソースにつなぐ―リファーの技術;心の健康教育)
第3部 SNSカウンセリングの事例研究(3つの架空事例;現代の若者心性と若者文化;現代の若年者を取り巻く社会的問題;若者支援に必要な法律の知識;情報通信技術と情報セキュリティの基礎)
著者等紹介
杉原保史[スギハラヤスシ]
1989年京都大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。現在、京都大学学生総合支援センター教授、教育学博士、公認心理師、臨床心理士
宮田智基[ミヤタトモキ]
1999年関西大学大学院社会学研究科博士課程前期課程修了。現在、公益財団法人関西カウンセリングセンター専任講師、こころの相談室室長、公認心理師、臨床心理士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひろか
7
SNSカウンセリングのための教科書。相談の進め方がわかりやすい。後半は基礎知識といった感じで、SNSカウンセリングを行うための知識学習。わかりやすいが、逆にこれ以上の内容はなかなか盛り込めないのではないか。2020/02/08
ちょこ太
4
若年層、非対面コミュニケーションツールは電話からSNSへと大きくシフトしている。電話相談は1982年(30才未満)45%だったのが、2017年は5.8%まで減少している。今の時代に合わせて、SNSでのカウンセリングができる人を、これから増やしていく必要がある。2020/01/18
伽羅
1
SNSのカウンセリングについて、データを示しながら説明、また事例集等もあり、注意しなければならないことから具体的にどうしていけばいいかまで詳しく書かれている。2020/05/21
チトミル
1
SNSカウンセリングは、現代におけるカウンセリング方法だと思いました。LINEの事例でのやり取りがいくつかあったのが、分かりやすくてよかったです。特に、死にたいと言う方とのやり取りが参考になりました。
もと
1
講座で会った友人から借りてみた。具体的な事例にも多くの紙数がさかれており、わかりやすかった。2019/07/18