新瞑想箱庭療法―「身体感覚」から考える新たな療法の可能性

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新瞑想箱庭療法―「身体感覚」から考える新たな療法の可能性

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  • サイズ A5判/ページ数 198p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784414416206
  • NDC分類 146.8
  • Cコード C3011

出版社内容情報

箱庭療法に治療者の「対自的関係性」を重視して瞑想を取り入れた療法の理論と技法を紹介。森田療法との併用例も含め、実践事例も収録心理療法として幅広く実践されている「箱庭療法」において、治療者の「対自的関係性」を重視した、瞑想を取り入れることで、「治療者」「クライエント」「場」の融合を実現する新たな療法を提案。その理論と技法を紹介していく。また、森田療法との併用例を含めた実践事例も収録。「治療者が治そうとしない」形での、新たな心理療法モデルは、課題の山積する臨床現場においても、一つの示唆となる。

第1章 箱庭療法の源流とその課題

 1 ドラ・カルフによる箱庭療法の発展

 2 河合隼雄の新しい視点



第2章 箱庭療法の新たな展開 ―「瞑想箱庭療法」の理論と技法―

 1 織田尚生による瞑想箱庭療法の理論

 2 瞑想箱庭療法の治療機序

 3 瞑想箱庭療法の訓練

 4 瞑想箱庭療法の課題



第3章 「新瞑想箱庭療法」の理論と技法

 1 河合隼雄の心理療法のモデルとしての「自然モデル」の検討

 2 「自然」概念の検討と「他力モデル」

 3 ユング心理学における「自然モデル」

 4 新瞑想箱庭療法の実際

 5 新瞑想箱庭療法の治療機序

 6 瞑想箱庭療法と外来森田療法との併用

 7 「他力モデル」における治療者とクライエントの「自覚」体験



第4章 「新瞑想箱庭療法」の訓練法

 1 瞑想の訓練法

 2 集団で行う瞑想箱庭療法の訓練法

 3 二人で行う瞑想箱庭療法の訓練法



第5章 「新瞑想箱庭療法」事例紹介

 1 瞑想箱庭療法から外来森田療法へと切り替え併用した事例

  【事例1】

  「なんでも園からの出発」―精神病圏の成人女子への瞑想箱庭療法から外来森田療法へ

  【事例2】

  「自分を分析する癖に飽きました」―統合失調症の成人女子への瞑想箱庭療法から外来森田療法へ

  【事例3】

  「もう一つの世界の発見」―うつ病性障害の成人女子の回復過程

 2 瞑想箱庭療法と外来森田療法との同時併用の事例   

  【事例4】

  「山に登ろうとしている人を下から見ています」―発達障害・二次障害で「不安障害」「うつ病性障害」の成人男子の療法併用

 3 治療者とクライエントとの言語的交流が希少だった事例   

  【事例5】

  「何も考えなくても大丈夫です」―解離性障害青年期女子への瞑想箱庭療法



第6章 「新瞑想箱庭療法」の可能性

 1 実践者等の感想から

 2 新瞑想箱庭療法の目指すもの

大住 誠[オオスミ マコト]
真宗大谷派法閑寺住職、臨床心理士、大住心理相談室室長、同朋大学特任教授

目次

第1章 箱庭療法の源流とその課題
第2章 箱庭療法の新たな展開―「瞑想箱庭療法」の理論と技法
第3章 「新瞑想箱庭療法」の理論と技法
第4章 「新瞑想箱庭療法」の訓練法
第5章 「新瞑想箱庭療法」事例紹介
第6章 「新瞑想箱庭療法」の可能性

著者等紹介

大住誠[オオスミマコト]
真宗大谷派法閑寺住職。大住心理相談室室長。同朋大学社会福祉学部、同大大学院人間福祉研究科・文学研究科特任教授、聖マリアンナ医科大学医学部非常勤講師。臨床心理士、医学博士。1952年、神奈川県海老名市生まれ。青山学院大学文学部卒業。神奈川県下の公立高等学校の社会科教諭、県立教育センターの指導主事(研修)を経験。48歳で教員生活にピリオドを打ち、法閑寺の住職を引き継ぐとともに自坊に私設心理相談室「大住心理相談室」を開業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Asakura Arata

2
師匠の本をもう一度読んでみた。瞑想により意識水準を下げるというのは、脳波による研究で明らかになっている。余計な脳機能を削除して、集合的無意識の状態で自然治癒力を上げていくということか。二律背反はいかなる心理療法にもついてくるものであり、それを超えるために瞑想はありような気がする。2022/01/06

Asakura Arata

1
師匠の書いた本。小生の駄文も少々お邪魔させていただいている。「治療者と患者の布置」が主題だろうか。いかに患者治療者にとって侵襲的でない治療を目指すかということにもなると思う。実際、師匠が関わった患者さんの治癒率は、他の心理士に比べて、かなり高いと実感している。2016/10/23

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