目次
第1章 あいまいな喪失
第2章 終結という神話
第3章 未解決の喪失である「人種差別」
第4章 レジリエンス―あいまいな喪失に直面したときに最たる希望となるもの
第5章 「いる」と「いない」のパラドックス
第6章 A and B思考(AもBもあり得るという考え方)
第7章 喪失とともに生きるレジリエンスを高めるための六つのガイドライン
第8章 もし悲しみに終結はないとしたら、通常の悲嘆とはどういうものなのか
第9章 喪失と変化
著者等紹介
ボス,ポーリン[ボス,ポーリン] [Boss,Pauline]
ポーリン・ボス博士は、1970年代に「ambiguous loss(あいまいな喪失)」という言葉を初めて生み出した著名な先駆者、研究者、理論家である。100を超える学術論文や共著書、そして現在は7カ国語に翻訳されている8冊の書籍などを出版し、最近では、その卓越した業績とリーダシップで、American Association for Marriage and Family Therapy(AAMFT:アメリカ夫婦・家族療法学会)の名誉賞を受賞した。本書において、ボス博士は、パンデミックと変化によるストレスの多い時代の中で、私たちが経験した喪失のあいまいさと意味合いを理解し、対処できるように解説している
瀬藤乃理子[セトウノリコ]
2013年神戸大学大学院医学系研究科保健学専攻博士課程修了。現在、福島県立医科大学災害こころの医学講座准教授
小笠原知子[オガサワラトモコ]
2007年University of Rochester大学大学院医学センター精神科家族療法プログラム修士課程修了。現在、金沢大学国際基幹教育院助教
石井千賀子[イシイチカコ]
1993年Butler University大学大学院夫婦・家族療法専攻修了(夫婦・家族療法専攻)。現在、石井家族療法研究室代表、家族療法スーパーヴァイザー、TELLカウンセリング、家族療法家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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