性加害行動のある少年少女のためのグッドライフ・モデル

個数:

性加害行動のある少年少女のためのグッドライフ・モデル

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月25日 13時01分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 231p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784414414615
  • NDC分類 368.7
  • Cコード C3011

出版社内容情報

アセスメント、プランの組み立て、治療教育の実践、そして社会復帰。3人の若者が辿った道程とともに、「よい人生」へ導く技法を詳説

「性加害行動は、一般的なニーズに対する誤った解決法である」という観点から、ストレングスを伸ばし、ニーズをより適応的に満たせるような生き方を選びとるように導くアプローチは、近年急速に広がりつつある。本書では、標準的なリスク-ニーズ-反応性アプローチを補足し、よりポジティブで包括的な改善更生をめざす取り組みを紹介。アセスメント、プランの組み立て、治療教育の実践、社会復帰までを詳説しながら、3人の若者を事例に、改善更生への道のりをたどっていく。

第1章 グッドライフ・アプローチの背景
 はじめに
 ストレングスに基づいたアプローチとポジティブ心理学
 若者のレジリエンス
 犯罪からの離脱
 ポジティブ心理学
 性加害者の処遇における「グッドライフ」アプローチ
 自己効力感を高める
 自分の行動に責任感と当事者意識をもつ
 グッドライフ・モデルに関する研究

第2章 性加害をした少年への実践の発展
 問題の定義
 司法的対応
 原因論に関する理論的モデル
 介入モデルと方法

第3章 旅路:Gマップによるグッドライフ・モデルの修正
 ワードの主要価値リストの修正
 修正版グッドライフ・モデルの試行
 フィードバックの分析
 年齢と文化を考慮する

第4章 若者の動機づけと積極的関与を高めるために
 動機づけと積極的関与が低い要因
 動機づけと関与度を高める

第5章 アセスメント
 情報収集
 臨床的定式化
 問題の定式化
 アセスメントすべきほかの領域
 事例

第6章 グッドライフ・プラン
 グッドライフ・チーム
 グッドライフ・プランの内容
 グッドライフ・プランの修正
 目標設定
 事例

第7章 治療教育の実践
 概観
 グッドライフ・モデルを活用した介入
 治療プロセスに関わる事柄
 若者と体系的にワークを進めるという挑戦
 事例紹介

第8章 社会に戻ること
 事例

第9章 グッドライフ・アプローチにたいする少年と実践家の反応
 はじめに
 評価の目的
 方法
 実践家の反応
 若者の反応

第10章 修正版グッドライフ?モデルの評価
 背景
 修正版グッドライフ・モデル
 修正版グッドライフ・モデル評価尺度
 修正版グッドライフ・モデル評価尺度を用いた予備調査結果
 評価のまとめと今後の目標

【著者紹介】
Bobbie Print|社会福祉士、バーミンガム大学名誉講師

目次

第1章 グッドライフ・アプローチの背景
第2章 性加害をした少年への実践の発展
第3章 旅路:Gマップによるグッドライフ・モデルの修正
第4章 若者の動機づけと積極的関与を高めるために
第5章 アセスメント
第6章 グッドライフ・プラン
第7章 治療教育の実践
第8章 社会に戻ること
第9章 グッドライフ・アプローチにたいする少年と実践家の反応
第10章 修正版グッドライフ・モデルの評価

著者等紹介

藤岡淳子[フジオカジュンコ]
1981年上智大学大学院博士前期課程修了。法務省矯正局、在職中に南イリノイ大学大学院修士課程修了、その後府中刑務所首席矯正処遇館、宇都宮少年鑑別所首席専門官、多摩少年院教育調査官等を経て、2002年より現職。現在、大阪大学大学院人間科学研究科教授、臨床心理士、博士(人間科学)

野坂祐子[ノサカサチコ]
1999年お茶の水女子大学大学院家政学研究科児童学専攻修士課程修了。2004年お茶の水女子大学大学院人間文化研究科人間発達科学専攻博士課程単位取得退学。大阪教育大学学校危機メンタルサポートセンター講師を経て、2013年より現職。現在、大阪大学大学院人間科学研究科准教授、臨床心理士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。