目次
第1部 自分でできる境界性パーソナリティ障害の治療(見捨てられ不安;不安定ではげしい人間関係;不安定な自己イメージ;自己を傷つける可能性のある衝動性;自傷行為の繰り返し;感情不安定;空虚感;不適切な怒り;妄想的な観念と解離症状)
第2部 監訳者解題(境界性パーソナリティ障害(BPD)と現代
精神医学の見方
精神科医療から見た境界性パーソナリティ障害
セルフヘルプという回復の方法)
著者等紹介
林直樹[ハヤシナオキ]
1955年生まれ。1980年東京大学医学部卒業。現在、東京都立松沢病院精神科部長
中田美綾[ナカダミヤ]
1994年慶應義塾大学文学部人間関係学科卒業。現在、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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エコー・オロロン
9
極端な思考や絶望感、見捨てられ不安に苛まれたら、瞑想や運動、その他の方法で衝動的な行動を取らないように気をつけて。冷静のなれる方法を探さないと2017/01/08
tori
8
評価が良かったので読んでみましたが、正直納得しきれず。前半は境界性パーソナリティ障害本人へのふわっとしたアドバイスに安心したり、やる気が漲る記述が多いのですが、後半は頭に入ってこず、ボーッと読んでいるだけでした。認知の歪みかしら?2020/10/24
ひろか
6
BPDの方向けへのセルフヘルプ本。各症状に対する対処法。第二部は訳者による解説だが、非常に充実していて、専門家にはこちらの方が役に立つ。2012/12/16
しょう
4
境界性パーソナリティ障害の本として簡潔にまとめられたとても役に立つ良い本だった。前半は本人向けに、改善するための方法が易しい文章で書いてあり、後半は読む事が困難な本人は無理に読まなくても良い解説などについて書いてある作りで、心遣いがありがたい。因みに私は全部読みました。最後には自分で治す為の参考文献の紹介もあり、それも貴重な資料として参考になりました。大変役に立ちました。2018/02/10
❤︎
0
勉強用。2021/03/03