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出版社内容情報
性虐待を受けた少女が自分の体験と気持ちを絵本にした。子供に読み聞かせることで、性虐待の発見と理解、援助、未然防止が可能になる
性的な虐待を受けた女の子ジェシーが、その苦悩とトラウマを乗り越えていく絵本。
この絵本の特長は絵も文も虐待の被害者である女の子が、同じ被害者を援助する目的で描いている。性的虐待の発見と理解、子どもの援助、未然防止が可能になる絵本。
【著者紹介】
医療法人社団青山会 青木病院副院長
著者等紹介
飛鳥井望[アスカイノゾム]
1977年東京大学医学部卒業。2011年(公財)東京都医学総合研究所副所長。現在、医療法人社団青山会青木病院副院長
亀岡智美[カメオカサトミ]
1983年和歌山県立医科大学卒業。1985年大阪府立松心園勤務。2001年大阪府こころの健康総合センター勤務。現在、兵庫県こころのケアセンター副センター長兼研究部長
一杉由美[イチスギユミ]
1986年慶應義塾大学文学部英米文学専攻卒業。現在、翻訳家、子ども向けの本や、写真集などを中心とした訳書がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン
17
人はひどい目にあったらそれをやった相手を恨むのではなくてそんな目にあってしまう自分を責めてしまう、だから許すのは相手ではなくて自分。これはあらゆる事に当てはまる考えではないかと。傷つけられた人へのケアとして最優先事項、あなたは悪くない、と伝えること。2024/04/12
わむう
16
道徳研修で紹介されていた絵本。叔父から性的虐待にあう女の子が勇気を出して家族に打ち明け、カウンセリングを受けながら前へ進もうというお話。2016/09/26
ヒラP@ehon.gohon
11
性的虐待を受けた少女ののトラウマからの回帰、勇気をもって親に話すことで救われたこと、セラピストに相談することで前向きになれたこと…、被害者自身だから書ける生々しい絵本です。 声に出すことなければ、密室の中でひとり苦しみ、救済されることのなかった心が、11歳の絵で描かれています。 上手とは言えない絵ではあるけれど、ジェシーという作者の匿名性とともに、この絵本を公開した思いを真摯に受け止めたいと思います。 体験者が語るからこそ、虐待の及ぼすことの重さがくっきりとイメージ出来ました。2015/12/26
ヒラP@ehon.gohon
7
【再読】大人のための絵本2024/10/03
ひろか
5
テーマ:性的虐待2015/10/08