目次
第1章 子どもにとって喪失とは何か(愛する人を失った子どもに送りたい大切なメッセージ;赤ちゃんも子どもも悲しみで胸が張り裂ける ほか)
第2章 喪失はなぜそれほどつらいのか(愛着の心理;「愛」と「喪失」を生化学的に理解する ほか)
第3章 愛する人を失った子どもをどうやって支えるか(ありきたりな慰めやアドバイスをせず、子どもの悲しみにひたすら寄り添う;子どもの年齢に見合ったやさしい言葉で、死の概念を伝える ほか)
第4章 失うことのつらさを子ども自らが語り、乗り越えるための実践法(大切なものを失う物語;からっぽな場所 ほか)
第5章 なぜ心理療法やカウンセリングが必要なのか(心理療法やカウンセリングは、子どもに悲しみ方を教える;痛ましい喪失体験に傷ついた子どもに対して、心理療法やカウンセリングができること ほか)
著者等紹介
サンダーランド,マーゴット[サンダーランド,マーゴット][Sunderland,Margot]
児童治療カウンセラー、スーパーバイザー、トレーナー、心理療法家。英国心理治療カウンセラー協会(UKAPC:UKEAPCの前身)で児童・青少年部門の委員長を、またIATE(統合児童心理療法および芸術心理療法の修士課程を有す高等教育大学として認可のある、治療や教育のための芸術学校)の学校長を務める。現在は、ロンドンの子どものメンタルヘルスセンター(CCMH)代表。困っている子どもを助けるプロジェクト“Helping where it Hurts”を提唱したことでも知られる
アームストロング,ニッキー[アームストロング,ニッキー][Armstrong,Nicky]
スレード美術大学修士号取得。バーミンガム大学時代は舞台美術などを専攻。現在、ロンドンのハムステッド装飾美術学校にてトロンプ・ルイユ(だまし絵)などを教える。壁画に絵画、イラストレーションとその作品の幅は広く、国内外で数多くの仕事を手がける
関口進一郎[セキグチシンイチロウ]
1971年生まれ。1995年慶應義塾大学医学部卒業。現在、慶應義塾大学助教(医学部小児科学)。専門は総合小児医療、医学教育
安本智子[ヤスモトサトコ]
1994年同志社大学商学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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