目次
第1章 恐怖を抱えた子どもの生活とは(恐怖を抱えた子どもは、人生に対して姿を隠し、避けるような態度をとるようになる;子どもの家出に関する統計(十六歳未満) ほか)
第2章 子どもが人生に対して、恐怖心を抱くようになる過程を理解する(人生に対する恐れは、赤ちゃん時代から受け継がれたもの;人生を恐れる態度を抱きつづける子どもの脳で起こっていること ほか)
第3章 恐怖を抱えた子どもにかける言葉、接する態度(恐怖心を抱きながら人生に臨んでいる子どもへの、役立つ言葉と心理学的メッセージ;「いいえ」(駄目)と言えるように手助けをする ほか)
第4章 子どもが自分の恐怖について語り、それを処理できるようにする(怒りっぽい人は溝の中;モンスターたち ほか)
第5章 恐怖を抱えた子どものためのカウンセリングと心理療法(自分の恐怖に取り組むための助けを得られない子どもには、どんな長期的影響があるか;心理療法によって、恐怖を抱えた子どもに温かな世界を教える ほか)
著者等紹介
サンダーランド,マーゴット[サンダーランド,マーゴット][Sunderland,Margot]
児童治療カウンセラー、スーパーバイザー、トレーナー、心理療法家。英国心理治療カウンセラー協会(UKAPC:UKEAPCの前身)で児童・青少年部門の委員長を、またIATE(統合児童心理療法および芸術心理療法の修士課程を有す高等教育大学として認可のある、治療や教育のための芸術学校)の学校長を務める。現在は、ロンドンの子どものメンタルヘルスセンター(CCMH)代表。困っている子どもを助けるプロジェクト“Helping where it Hurts”を提唱したことでも知られる
アームストロング,ニッキー[アームストロング,ニッキー][Armstrong,Nicky]
スレード美術大学修士号取得。バーミンガム大学時代は舞台美術などを専攻。現在、ロンドンのハムステッド装飾美術学校にてトロンプ・ルイユ(だまし絵)などを教える。壁画に絵画、イラストレーションとその作品の幅は広く、国内外で数多くの仕事を手がける
関口進一郎[セキグチシンイチロウ]
1971年生まれ。1995年慶應義塾大学医学部卒業。現在、慶應義塾大学助教(医学部小児科学)。専門は総合小児医療、医学教育
菊池由美[キクチユミ]
1985年京都大学文学部卒業。現在、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。