目次
フェミニスト・セラピーとは?
女性と鬱
女性と母娘関係の葛藤
女性とアイデンティティの獲得
女性と職業選択
女性と摂食障害
女性と愛しすぎる女たち
女性と人間関係嗜癖
女性とアダルト・チルドレン
女性とドメスティック・バイオレンス
女性とセクシュアル・ハラスメント
女性と老親の介護
著者等紹介
高畠克子[タカバタケカツコ]
1968年東京大学文学部卒業。1991年ハーバード大学大学院修士課程修了。現在、武庫川女子大学大学院(教育研究所)教授。臨床心理学・コミュニティ心理学
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感想・レビュー
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空白少女
3
女性による女性のためのセラピーであるフェミニスト・セラピーの事例について書かれた本。筆者は精神分析が専門なのか、ユングや対象関係論の話が出てきた。 女性性への期待がゆえに起きる心理的問題とその支援について事例を通じて学ぶことができたが、最終章で急に筆者の体験談が語られエッセイのようになっていたので少し混乱した。 事例の中で落合恵子の「愛しすぎる女たち」を読んでセラピーに来たという事例があり、ぜひ読んでみたいと感じた。 アダルトチルドレンの事例もあったが、愛しすぎる女たちと通ずる部分がありそうだと感じた。2023/01/09
ほみょ
0
★★★★☆女性の立場に立ったセラピー。フェミニストと言わなくてもいいかも。事実を認め、どういう性質のものか理解し、現実的に出来る方法を見つけていく。母娘関係を始め、女性ならではの悩みが沢山。人生間違うと修正が大変だと思った。著者自身の家族関係も切ないものだった。2012/08/17
yukimono
0
☆52009/08/24