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内容説明
北ドイツ、バルト海近く…美しい森に囲まれた施設「ハウス・アーリルド」の日々。自閉症・ダウン症・非行の子どもや若者たちと、芸術教育・言語テラピーを施す著者との瑞々しい心の触れ合い、学び合いの記録。ゲーテやシラー、「耳なし芳一」など東西の優れた詩や物語に息づくリズムとファンタジーを、子どもたちの心に響かせて、そこにまどろむ叡知を呼び醒ます。その貴重な芸術治療教育が香気溢れる日本語で綴られる。
目次
第1章 ブリーストルフ便り(ハウス・アーリルドとの再会―1991年春;言葉の治療教育;祝祭、年中行事、遠足 ほか)
第2章 回想(施設にやって来る子どもたち;森の家のグループの子どもたちと)
第3章 帰郷(1997年春;日本にて;旅中断想 Aphorismus;1998年春)