マガジン・フォト・コラージュ―心理査定と治療技法

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  • サイズ A5判/ページ数 221p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784414402995
  • NDC分類 146.8
  • Cコード C3011

内容説明

本書は米国における芸術療法のパイオニアとして著名なランドガーテン女史によるコラージュ技法のテキストである。日本ではこれまで「コラージュ療法」として心理治療を中心に発展してきた本法だが、本書では心理査定の重視やコラージュ作品を言語化する技法の紹介など、発想の違いが新鮮で興味深い。コラージュをすでに心理治療に利用しているセラピストの方々、医療・学校・福祉施設・更生施設など、これからコラージュを臨床のなかで施行しようと考えているセラピストの方々、修士論文をコラージュでしたいと考えている大学院生の方々など、本書は多くの臨床家にとって、臨床に根ざした理論と現場に役立つ実践を併せ持った書といえよう。

目次

第1章 序論と理論
第2章 刺激と材料(刺激の準備;人物の写真;様々な絵;その他必要な物)
第3章 心理査定の方法(四つの心理査定課題)
第4章 心理査定手続き―その過程、絵の内容、自由連想(過程:課題へのアプローチ;絵の内容;自由連想;MPCの査定例)
第5章 治療過程(MPCの治療例)

著者等紹介

近喰ふじ子[コンジキフジコ]
1975年東京女子医科大学卒業。1980年日本医科大学(医学博士)。現在、東京家政大学文学部心理教育学科・文学研究科心理教育学専攻教授

森谷寛之[モリタニヒロユキ]
1978年京都大学大学院教育学研究科博士課程修了。1988年京都大学教育学博士。現在、京都文教大学人間学部臨床心理学科教授

杉浦京子[スギウラキョウコ]
1967年早稲田大学教育学部卒業。1991年筑波大学大学院教育研究科修了。現在、日本医科大学心理学助教授

入江茂[イリエシゲル]
1978年東京医科大学卒業。現在、入江クリニック院長

服部令子[ハットリレイコ]
1963年早稲田大学大学院心理学専攻修士課程修了。現在、服部臨床研究室室長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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