内容説明
本書は、スクィグルの実践が連続的に言語的交流に接続していることを明らかにしています。問題は「スクィグルが、どんな自己理解の言葉を子どもたちに提供するのか」ということ、つまり、「スクィグルの言葉」はどんな言葉だったのかということではないでしょうか。本書はとても楽しく読める本でありながら、言語と絵の関係をめぐるこのような大事な問いを読者に投げかけながら書き進められています。
目次
第1章 子どもとコミュニケーションをとるために
第2章 子どもの描きたいもの、話したいこと
第3章 好きな色のクレヨンをとって
第4章 治療者はどこ?
第5章 子どものファンタジー
第6章 非言語から言語へ
第7章 ジェンダーをどう扱うか
第8章 解釈の遊び
著者等紹介
白川佳代子[シラカワカヨコ]
1950年香川県生まれ。1975年慶応義塾大学医学部卒業。現在、九州女子大学心理社会学科教授、しらかわ小児科医院院長。専攻は小児科学
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感想・レビュー
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