対象関係論に学ぶ心理療法入門―こころを使った日常臨床のために

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  • サイズ A5判/ページ数 263p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784414400915
  • NDC分類 146.8
  • Cコード C3011

出版社内容情報

さまざまな臨床現場で日常臨床に勤しむ一般の臨床家に向けて、対象関係論の技法が身につき実践できるよう噛み砕いて書かれた入門書

序章 こころを使った日常臨床の意義                       

第一章 対象関係論の特色    
 第一節 一者心理学から二者心理学へ
 第二節 抑圧から排除への時代的変化――性愛の抑圧から攻撃性の投影同一化へ
 第三節 外的現実とは別の内的現実の提唱
 第四節 ふたつの内的世界――妄想分裂ポジションと抑うつポジション
 第五節 無意識的空想の重視
 第六節 転移の重視
 第七節 逆転移の重視
 第八節 愛憎を扱う二系列の学派
 第九節 対象関係の成長

第二章 対象関係論における見立ての仕方――「ハード面」と「ソフト面」
 第一節 見立てにおけるハード面
 第二節 見立てにおけるソフト面――見立ての手順

第三章 こころの動き方を知る
 第一節 情動・思考の動き方を知る
 第二節 情動・思考の動き方の四系列
 第三節 象徴や置き換えからこころの動き方を知る

第四章 見立てから面接方針へ
 第一節 見立てをまとめる視点
 第二節 面接方針を立てる
 第三節 見立てから面接方針への実際

補遺 こころの痛みと防衛機制
 ?T こころの痛みとその起源
 ?U こころの痛みに対する防衛機制の二系列――臨床的分類

おわりに 「こころを使う」から「本当のことを言おうか」へ、さらには「遊びの彼方」へ

参考文献
索引

【著者紹介】
愛知教育大学大学院教育学研究科学校教育臨床専攻教授、臨床心理士

内容説明

本書は、さまざまな臨床現場で日常臨床に勤しむ普通の臨床家に向けて書かれた精神分析的な臨床の入門書である。とかく精神分析の臨床においては構造化された頻度の高い面接が要求されるが、今日の臨床状況は時代の流れと共に次第に多様な臨床のスタイルが求められてきている。その中で精神分析的な臨床が貢献できるとすれば、ひとのこころに対する「見立て」と「こころを使って」他者のこころを理解する臨床スタイルであろう。本書はそうした精神分析の特色を日常臨床に生かす内容となっている。

目次

序章 こころを使った日常臨床の意義
第1章 対象関係論の特色
第2章 対象関係論における見立ての仕方―「ハード面」と「ソフト面」
第3章 こころの動き方を知る
第4章 見立てから面接方針へ
補遺 こころの痛みと防衛機制
おわりに 「こころを使う」から「本当のことを言おうか」へ、さらには「遊びの彼方」へ

著者等紹介

祖父江典人[ソブエノリヒト]
1957年生まれる。1980年東京都立大学人文学部卒業。現在、愛知教育大学大学院教育学研究科学校教育臨床専攻教授。名古屋心理療法研究所。博士(心理学)。専攻、臨床精神分析学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まろすけ

4
すっごい読みやすくわかりやすい。対象関係論か。ちょっと深めたい。⚫他者を理解するために逆転移という自分のこころを使う⚫満足あるいは安心する体験が、不快で苦痛な体験を上回れば、スプリットした自己像、対象像は自然と統合されていく⚫根源的な攻撃性として『羨望』。嫉妬は「他の人が持っている良いものを奪ってしまえ」。羨望は「たとえ良いものであっても自分になければなにもかもぶちこわしてしまえ」⚫妄想分裂ポジション。生後2ヶ月頃を頂点とした心の布置。良い対象と悪い対象、良い自己と悪い自己が分裂。コメント欄へ。2018/02/15

なつき

1
文章が読みやすく、わかりやすく書いてあり面白い。対象関係論についても大まかに流派?別に説明があり、入門編として良かった。文章から伝わってくる優しい人柄も好感がもてる。時間がなくて、全部は読めてないけれど、時間があるときにまた全部読みたいと思う。2015/11/30

Hiroyuki Suga

0
自分の体調を崩してから、座禅⇒ユング・河合隼雄⇒カウンセリング⇒精神分析(フロイト・クライン)ときて、いまはビオンにたどり着いています。 いろいろ読んだ中でもこの方の文章はとてもわかりやすく、素人が読んでも理解しやすいものとなっています。 普通の人(精神科医やカウンセラーにならない人)は精神分析・心理療法なにそれって感じかもしれませんが、個人的な意見をいえば、精神分析が培ってきた人間理解の考え方は、どんなひとにも有意義な影響を与えると思います。私はこの考え方はマネジメントに応用できると思っています。2015/12/23

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