出版社内容情報
分析的面接に必要な精神分析の基礎知識と、分析的な査定および面接技法の実際が豊富な図表を通して示される「図説」シリーズの第三弾
本書は、精神分析療法を簡易化した「精神分析的面接」の手引き書である。必要な精神分析の基礎知識が図表を中心に解説されたあと、分析的な査定(診断)と面接の技法が、豊富な実用例とともに示されている。これから精神分析的面接を学ぼうとする人にとって格好の入門書といえよう。
?T 精神分析と分析的面接
1 精神分析とは
2 精神分析治療とは
3 「金」と「銅」
[付] 今日の精神分析
?U 自我の査定
1 自我の発達と強さ
2 自我の査定
3 不適応の力動的理解
4 査定の実際
5 査定での注意
6 査定の基準
?V 分析的面接の基礎知識
1 分析的面接とは
2 治療構造
3 対象と方法
4 面接者の態度とラポール
5 転移と逆転移
6 抵 抗
7 解 釈
8 洞 察
?W 実際の進め方
1 支持的介入の方法
2 分析的介入の方法
3 面接の経過
4 面接経過での留意点
5 治療要因
?X 付録
[付1] ギャバードの「介入スペクトラム」
[付2] 短期分析法
「付3] お勧めの十冊
【著者紹介】
九州大学名誉教授、医学博士
内容説明
本書は、精神分析療法を簡易化した「精神分析的面接」の手引き書である。必要な精神分析の基礎知識が図表を中心に解説されたあと、分析的な査定(診断)と面接の技法が、豊富な実用例とともに示されている。これから精神分析的面接を学ぼうとする人にとって格好の入門書といえよう。
目次
1 精神分析と分析的面接(精神分析とは;精神分析治療とは;「金」と「胴」)
2 自我の査定(自我の発達と強さ;自我の査定;不適応の力動的理解;査定の実際;査定での注意;査定の基準)
3 分析的面接の基礎知識(分析的面接とは;治療構造;対象と方法;面接者の態度とラポール;転移と逆転移;抵抗;解釈;洞察)
4 実際の進め方(支持的介入の方法;分析的介入の方法;面接の経過;面接経過での留意点;治療要因)
5 付録(ギャバードの「介入スペクトラム」;短期分析法;お勧めの十冊)
著者等紹介
前田重治[マエダシゲハル]
1928年長崎市に生まれる。1952年九州大学医学部卒業。精神科、心療内科を経て1972年九州大学教育学部教授。現在、九州大学名誉教授、医学博士。専攻は精神分析学・カウンセリング(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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