遊戯療法と箱庭療法をめぐって

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遊戯療法と箱庭療法をめぐって

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  • サイズ A5判/ページ数 242p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784414400847
  • NDC分類 146.8
  • Cコード C3011

出版社内容情報

遊びのもつ治癒力やイメージの治癒力など、両療法をめぐる諸問題について、子どもの心理療法に長年携わってきた著者が明らかにする

遊戯療法と箱庭療法は、ともに非言語的なイメージが優位な心理療法であり、子どもの心理治療の場合は遊戯療法のなかで箱庭療法が用いられる相互に親和性の高い関係にある。本書は、「遊びの治癒力」や「イメージの治癒力」など、遊戯療法・箱庭療法をめぐるさまざまな問題を扱いながら、遊戯療法・箱庭療法のスタンダードな用い方と、それらの療法の治療メカニズムについて明らかにしている。

序 章 『遊びの治癒力』について

第?T部 遊戯療法をめぐる諸問題
 第1章 遊戯療法の基本
 第2章 遊びの治療的機能について
 第3章 遊戯療法における実践的諸問題
 第4章 遊戯療法におけるアグレッションの破壊性と創造性について

第?U部 箱庭療法をめぐる諸問題
 第5章 箱庭療法
 第6章 箱庭療法再入門
 第7章 箱庭における遊びの持つ治療的意義
 第8章 箱庭療法におけるクライエントとセラピスト間のコミュニケーション

第?V部 治療メカニズムについて
 第9章 親面接をめぐる諸問題
 第10章 前概念的レベルにおけるコミュニケーション――遊戯療法・箱庭療法などにおける治療メカニズムについて
 第11章 イメージの心理的治癒機能

 終 章 遊戯療法・箱庭療法の今後の可能性

【著者紹介】
明治大学文学部教授

内容説明

遊戯療法と箱庭療法は、ともに非言語的なイメージが優位な心理療法であり、子どもの心理治療の場合は遊戯療法のなかで箱庭療法が用いられる相互に親和性の高い関係にある。本書は、「遊びの治癒力」や「イメージの治癒力」など、遊戯療法・箱庭療法をめぐるさまざまな問題を扱いながら、遊戯療法・箱庭療法のスタンダードな用い方と、それらの療法の治療メカニズムについて明らかにしている。

目次

『遊びの治癒力』について
第1部 遊戯療法をめぐる諸問題(遊戯療法の基本;遊びの治療的機能について;遊戯療法における実践的諸問題;遊戯療法におけるアグレッションの破壊性と創造性について)
第2部 箱庭療法をめぐる諸問題(箱庭療法;箱庭療法再入門;箱庭における遊びの持つ治療的意義;箱庭療法におけるクライエントとセラピスト間のコミュニケーション)
第3部 治療メカニズムについて(親面接をめぐる諸問題;前概念的レベルにおけるコミュニケーション―遊戯療法・箱庭療法などにおける治療メカニズムについて;イメージの心理的治癒機能;遊戯療法・箱庭療法の今後の可能性)

著者等紹介

弘中正美[ヒロナカマサヨシ]
1948年山口県生まれ。1976年東京大学大学院人文科学研究科心理学専攻博士課程中退。1995年千葉大学教育学部教授。2001年より明治大学文学部教授。2007年より一般社団法人山王教育研究所代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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きゅー

5
箱庭療法に関する部分のみ読んだ。箱庭療法の治療的な働きとしては、クライエントが箱庭を通じて自分の内的世界を表現することで、深い情動体験が引き起こされることによる。 すなわち、外的な表現に対応してクライエントの内的な衝動やイメージが揺さぶられ、内的世界そのものの整理、統合がもたらされることになるという。ただし、箱庭療法は単独で用いられる治療法ではない。遊戯療法やカウンセリングを行うなかで使われる一つの技法である。その点、「行動療法」「森田療法」など、特定の理論に基づく体系的な治療法ではないことに注意が必要。2024/10/16

たらこ

2
前概念的レベルにおける理解とは、要するにセラピストの「枠組み」の中で「わかってあげる」ことに他ならないと思う。それは伝わる。2014/09/17

alto弾き

1
「イメージ」を媒介とする心理療法に興味がある。初学者のため漠然と想像するだけであったそのメカニズムが、スーッと自然に理解できた。著者が関わった子供の遊戯療法や大人の箱庭療法の事例では、クライエントとセラピスト両者の関係性と心の交流が深まるなかで治療が進展してゆく過程がわかりやすく書かれている。著者自身がクライエントとしてスイスのユング研究所で箱庭や夢分析のセラピーを受け、感じたことも感動的。京大の先生方の濃い著作とはまた違う、素敵な味わいを持つ軽やかな文章で、弘中先生のファンになりました。2024/04/19

しょうゆ

1
実践家のための本。初心者にも是非お薦めしたい一冊だ。これって何と説明したらよいんだろうと何度か悩んだことが、さらりさらりと言語化され、解説されていて、喉にひっかかっていた小さな骨がするりと落ちたような感覚である。この読書メーターにこれだけ感想があるのも、専門書としては稀有かもしれない。2020/04/25

夢牛

0
事例と共に分かり易い解説がなされていて、とても面白かったです。 想像にはこんなにも精神を治癒し、成長させる力があるのだと驚かされました。 想像の重要性、影響の強さを再認識できました。2017/07/18

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