出版社内容情報
声よ、届け! 社会よ、変われ!
世界的な風潮を背景に、民主主義の意識が高まり、さまざまな社会運動が展開される。
<監修者のことば>
この巻では、大正デモクラシーの時代から恐慌の時代までを描いています。
読者のみなさんは、大正デモクラシーと聞いてどのようなことをイメージするでしょうか?
自由主義的な潮流のなかで、大正期の日本では、政治、社会、文化のあらゆる面で、
現代化ともいうべき様相が垣間見られます。政党政治の展開は、
まさにその象徴といえるのではないでしょうか。
その反面、「悪法」と称される治安維持法もこの時代に成立しています。
また、大正から昭和にかけて、政党内閣の党利党略による政治は
次第に国民の支持を失っていきます。
他方、ヨーロッパでは第一次世界大戦が勃発し、世界は未曾有の大戦を経験します。
日本はイギリスとの同盟を理由に参戦するいっぽう、中国大陸へと進出していきます。
そのなかで日本経済は、大戦をきっかけに空前の好景気を迎えますが、
その後の戦後恐慌から金融恐慌への流れは、昭和という新時代の到来に暗い影を落とします。
大正デモクラシーの時代とはなんであったのか、
日本がアジア・太平洋戦争への道を歩んでいってしまうその起点はどこにあったのかを、
本巻を通してぜひ考えてほしいと思います。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
natukoba
3
伊藤野枝の生涯を描いた映画を観て、概観つかむため小5女子に借りる。なるほどなるほど。知らないこと多し。女子に参政権が与えられたのはやっと第2次世界大戦後。苦労の末勝ち取った権利しっかり行使しなければ申し訳ない。2024/03/13
はる
3
文化もあり読み応えあり2023/06/22
tban
2
授業で一番足りない部分 その後の日本の分岐点だった大正時代、 昭和に向けて世界の転換点をしっかり把握したいところ、 登場人物が多く濃厚です。2022/01/18
しじま・炎のラニーナchang
0
大正デモクラシー儚過ぎる。植民地化について「やむをえぬ」みたいな空気感を描いてるの嫌だ。2026/04/07




