出版社内容情報
健康長寿の維持から認知症の支援まで、高齢期の課題について心理学ができることは何か。第一線の研究者がわかりやすく語る注目の書高齢期にはよりよく生きるうえでさまざまな課題が生じてくる。運動や食生活を通していかに健康を保つか、閉じこもりや抑うつをどのように予防するか、そして認知症になったときは? 日本が超高齢社会を迎えた現在、これらの問題は誰にとっても他人ごとでない。高齢者の心と体を支えるため、心理学にできることは何か。看護や福祉に関わっている人、高齢期の問題に関心がある人へ向けて、第一線の研究者がわかりやすく語る注目の書。
編者はじめに――超高齢社会の光と影
第?部 心理面から支える高齢者の健康長寿
第1章 健康長寿のための身体運動――無理なく続けるために
第2章 健康長寿のための食生活支援
第3章 百寿者から学ぶ健康長寿とは
第?部 心理面から支える高齢者の生活の質
第4章 高齢者が使いやすいモノづくり
第5章 高齢者の閉じこもり――その予防と支援
第6章 高齢者のうつ病を防ぐために――本人とまわりの人にできること
第?部 認知症の人と家族を支える心理学
第7章 認知症とはどんな病気か――その症状と介護する家族
第8章 認知症の人と家族の心を支える
第9章 認知症予防の最前線――生活の質を保つために
編者おわりに――衰える体・近づいてくる死に高齢者はどう向き合うのか
文 献
索 引
執筆者
長田 久雄【編者はじめに】
原田 和弘【第1章】
加藤 佐千子【第2章】
権藤 恭之【第3章】
原田 悦子【第4章】
藺牟田 洋美【第5章】
小野口 航【第6章】
福川 康之【第6章】
加藤 伸司【第7章】
松田 修【第8章】
宇良 千秋【第9章】
箱田 裕司【編者おわりに】
日本心理学会[ニホンシンリガッカイ]
長田 久雄[オサダ ヒサオ]
桜美林大学大学院老年学研究科教授
箱田 裕司[ハコダ ユウジ]
京都女子大学発達教育学部教授
内容説明
老いから目をそらすことは、もはやできない。健康長寿を保つためには?閉じこもりやうつ病になったら、家族が認知症になったら、超高齢社会に突入した今、心理学には何ができるのか。第一線の研究者がわかりやすく語る、心理学叢書第8弾!
目次
第1部 心理面から支える高齢者の健康長寿(健康長寿のための身体運動―無理なく続けるために;健康長寿のための食生活支援;百寿者から学ぶ健康長寿とは)
第2部 心理面から支える高齢者の生活の質(高齢者が使いやすいモノづくり;高齢者の閉じこもり―その予防と支援;高齢者のうつ病を防ぐために―本人とまわりの人にできること)
第3部 認知症の人と家族を支える心理学(認知症とはどんな病気か―その症状と介護する家族;認知症の人と家族の心を支える;認知症予防の最前線―生活の質を保つために)
著者等紹介
長田久雄[オサダヒサオ]
1979年早稲田大学大学院心理学研究科修士課程修了。現在、桜美林大学大学院老年学研究科教授、博士(医学)
箱田裕司[ハコダユウジ]
1977年九州大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。現在、京都女子大学発達教育学部教授、九州大学名誉教授、文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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