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ワールドワーク―プロセス指向の葛藤解決、チーム・組織・コミュニティ療法

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  • サイズ B6判/ページ数 263p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784414304213
  • NDC分類 146.8
  • Cコード C1011

内容説明

本書は、ワールドワークに関するミンデルの最初の著作である。ワールドワークとは、ミンデルが、自らが創始したプロセスワーク(プロセス指向心理学)を、多人数、つまり組織やコミュニティにおける葛藤の解決に応用した技法である。緊張のただ中にあるグループでは、無意識にとどまった意見・感情や、特定できない問題が漂っている。人々には、それら一つひとつに対する自覚(気づき)が求められている。最後は、こうした緊張や葛藤こそがグループを変容させ、人々をスピリチュアルな一体感へと導くのだ。本書には、このような葛藤解決にいたるための介入法が具体的に分かりやすく示されている。

目次

1 地球規模の諸問題(グローバルな自覚;世界中に現われた症候;解決策)
2 地球という場(グローバルな情報の場;ドリームボディとしての世界を描く神話;世界の死と再生を描く神話;地球の魔法と科学;目覚めよ、シヴァ)
3 グローバル・プロセスワーク(揺らぎ、妨害、変化;グループ・プロセスの構造;ワールド・プロセスの劇場;戦争ゲームと葛藤(コンフリクト)の諸技法
イヤー・ワン
ヌミノースな核心)

著者等紹介

ミンデル,アーノルド[ミンデル,アーノルド] [Mindell,Arnold]
1940年ニューヨーク州生まれ。ユング派分析家。プロセスワーク(プロセス指向心理学)の創始者として知られ、その著作は20カ国以上に翻訳されてきた。1980年代からは、プロセスワークの適用範囲を個人やカップル、家族から多人数集団にまで拡張したワールドワークを展開。パートナーのエイミー・ミンデルとともに世界各国でセミナーやワークショップを開催している。現在、オレゴン州ポートランドで開業している

富士見ユキオ[フジミユキオ]
1961年埼玉県生まれ。1989年米国トランスパーソナル心理学研究所修士課程修了。現在、認定プロセスワーカー、プロセスワーカーのカップル・セラピスト、プロセスワークの子どもと家族の心理セラピスト、プロセスワークのコーチならびにファシリテーター、トランスパーソナル心理セラピスト、ホリスティック心理セラピスト、日本サイコセラピー・プロフェッショナル・スクール代表、開業心理士、臨床心理士、FBAA認定第一期ファミリービジネス・アドバイザー

青木聡[アオキアキラ]
1968年福岡県生まれ。1997年上智大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。現在、大正大学人間学部臨床心理学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

22
1989年初出。意外に昔な感じ。稀に重要なフレーズが明朝太字。文化を越えて通用する包摂的な諸理論およびプロセスワーク介入法を提示(8頁)。他者に対する思いやりの欠如(25頁)。意識化は、いくつかのグループの何人かにとってはときに必要となるが、すべてのグループの全成員にとってつねに必要となるわけではない(119頁)。場を分極化し、場を創り出しているすべての役割が、リーダーなのである(147頁)。多様性の尊重。一極集中から多極分散へ。 2014/07/24

Momoko Nishikawa

1
ミンデルのプロセス指向のグループワークの考え方、可能性に大きく刺激を受けた。2018/09/23

naoko

1
とにかくすぐにワールドワークに参加したくなった。個人の変容と世界の変容はつながっている。(らしい・・・・) 2013/12/10

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