目次
第1章 ダメ出しコミュニケーションの力と難しさ
第2章 受け手に「より良い自分」をもたらすか
第3章 受け手との「より良い関係」をもたらすか
第4章 受け手はどのように反応するのか
第5章 ダメ出しは正しく受け取られているのか
第6章 「より良い仕事」「より良い異文化適応」へ
第7章 ダメ出しの力を発揮させるために
著者等紹介
繁桝江里[シゲマスエリ]
1976年生まれ。1999年早稲田大学第一文学部卒業。2005年東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得満期修了。現在、青山学院大学教育人間科学部心理学科准教授、博士(社会心理学)。専門分野、社会心理学対人コミュニケーション(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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はとむぎ
16
人によって、経験が異なり、価値観が異なり、よい悪いの解釈は異なる。人は協力して生きる動物なので、手探りでいいところを探すようなコミュニケーションが良いのだろう。ダメ出しは、関係性と価値観によっては価値を持つ。2024/03/06
sawa.ever.918
0
ネガティブフィードバックと聞くだけで、「難しい」「苦手」意識がふっと出てくるけれど、もちろん難しさも説きつつ、納得できる効果を新鮮な切り口で提供してくれている。著者の博士論文の大幅加筆修正で書かれた本だが、全く堅苦しくなくかつ論文をどう読み解くか?という視点でも参考になった本。2025/01/31