内容説明
バーンアウトは燃えつき症候群とも呼ばれ、看護婦などのヒューマン・サービスの分野で問題となっている。本書は、バーンアウトをストレス研究のなかに位置づけながら、本格的な理論研究および看護婦を対象にした大規模な調査により、バーンアウトの本質を明らかにし、その予防と低減を訴える。
目次
第1部 バーンアウトの理論研究―予防と低減のために(なぜ、バーンアウトが問題なのか;ストレスとしてのバーンアウト;概念と測定;因果関係;コーピングの方法)
第2部 バーンアウトの実証研究―看護婦の場合(看護婦という識業;ヒューマン・サービス組織としての病院;看護婦のバーンアウト)