目次
1 歌う学び方さまざま―解剖学への招待
2 口のまわり・顔のまわり
3 中芯にある骨
4 胸のまわり
5 横隔膜のまわり・骨盤のまわり
6 鼻・舌・眼
7 動物性の筋肉
8 歌うための覚書
著者等紹介
川井弘子[カワイヒロコ]
声楽家、声楽指導者。1963年倉敷市生まれ。1985年広島大学教育学部教科教育学科音楽教育学専修卒。1987年東京学芸大学大学院教育学研究科声楽講座修了。1987‐1989年シュトゥットガルト音楽大学に留学。1992‐2006年福山大学、福山平成大学、中国短期大学音楽科で、一般教養音楽および声楽を教える。1994‐1995年オランダ政府給費留学生として王立ユトレヒト音楽院に留学。2001年音楽家に「ボディ・マッピング」を教える公認資格をアメリカで取得し、『音楽家ならだれでも知っておきたい「からだ」のこと』のセミナーを全国的に開催。2001‐2010年合唱指揮者としても活動。2015年初の自著『うまく歌える「からだ」のつかいかた』(誠信書房)が音楽書のベストセラーとなり、2018年その実践編(誠信書房)を発刊。現在、リリック・ソプラノとしての演奏活動を行いながら、東京・京都・大阪・倉敷で、受講生と対話する“からだのことを基礎とした”教授法を展開。声楽指導の新しい分野を切り拓くとともに、ジャンル・楽器を問わず、悩める音楽家たちの相談に乗っている
坂井建雄[サカイタツオ]
日本を代表する世界的な解剖学者の一人。1953年生まれ、1978年東京大学医学部卒。1984‐1986年ハイデルベルク大学解剖学研究室に留学、1986年東京大学医学部助教授。1990年順天堂大学医学部教授(解剖学・生体構造科学)を経て、2019年同保健医療学部特任教授。日本医史学会理事長。専門は解剖学、医史学。編著書のほか、訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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