共生のかたち―「共生学」の構築をめざして

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共生のかたち―「共生学」の構築をめざして

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  • サイズ A5判/ページ数 251p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784414120530
  • NDC分類 041
  • Cコード C1010

目次

「共生学」の課題と展望
第1部 「共生」の理論的研究(縁起と共生―仏教から見た共生の理論について;中国思想と共生の理論;共同体と個人倫理―「近代的自我」の構造;航空機事故遺族の心理と「共生」)
第2部 「共生」をめぐる現状分析(異文化・異宗教間の対立と対話―イスラームを軸に;国際経済における共生への課題―グローバリゼーションの光と陰;共生と福祉―苦しみとの共生)
第3部 「共生」に向けての実践と効果(都市の混住モデルがもたらすもの―アジア大都市を事例として;高度情報化社会がもたらす共生の可能性;「環境との共生」の実現に向けて)

著者等紹介

竹村牧男[タケムラマキオ]
1948年生まれ。1971年東京大学文学部印度哲学科卒業。専攻は仏教学(大乗仏教思想)。1975年東京大学大学院人文科学研究科印度哲学専修課程博士課程中退。東洋大学文学部インド哲学科教授

松尾友矩[マツオトモノリ]
1939年生まれ。1963年東京大学工学部卒業。1965年東京大学大学院土木工学専攻修士課程修了。東洋大学国際地域学部教授、東洋大学学長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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マウンテンゴリラ

1
共生という概念がどのようなことを意味するのか、ということは容易に理解できるが、実践的に役立ててこその概念であるだけに、その困難さ、道の遠さを感じざるを得ない。しかし、昨今この用語を目にすることが多いことから、着実にそれへの関心、必要性が求められていることは間違いないのだろう。本書においては、宗教、経済、社会、環境、テクノロジーといった各分野における共生のかたちが示されているが、具体的、実践的にはまだまだこれからの課題が多いと言えるだろう。共生というものが概念の把握だけでは意味を成さず、→(2)2018/08/31

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