出版社内容情報
「江戸は船の行き交う〈水の都〉だった」「〈後宮三千人〉といわれた江戸城大奥の設えは」「門がまえでわかる大名屋敷の家格」「五街道・六上水・新吉原はいかにして生まれたか…。「見取り図」だからよくわかる、見えてくる! 徳川家康が築いた百万都市に張りめぐらされた壮大な“仕掛け”に迫ります。大好評・2色刷り図説シリーズ待望の文庫化!NHK大河「どうする!家康」のサブテキストとしても読める一冊。
内容説明
江戸城、武家屋敷、五街道、六上水、裏長屋、新吉原…すべては百万都市に張り巡らされた壮大な“仕掛け”だった!
目次
1章 江戸の見取り図と町並み(大江戸八百八町 空から見た江戸の町;江戸の市街地 どこからどこまでが「江戸」なのか ほか)
2章 江戸城の見取り図と将軍の暮らし(江戸城 どのくらいの広さだったのか;江戸城本丸天守 失われた壮麗な城建築 ほか)
3章 武家屋敷の見取り図と武士の暮らし(徳川御三家 広大で華麗なたたずまいの屋敷;江戸上屋敷 外堀内縁に権勢を競った大名たち ほか)
4章 商家の見取り図と江戸の商い(大店の店がまえ 呉服の大店、駿河町三井呉服店;小店の店がまえ 暮らしの必需品を扱う店 ほか)
5章 町屋の見取り図と町人の暮らし(江戸の裏長屋 隣近所と共同生活の長屋暮らし;九尺二間の裏長屋 庶民の暮らしはどんなだったか ほか)
著者等紹介
中江克己[ナカエカツミ]
函館市生まれ。編集者を経て現在は歴史作家。歴史の意外な側面や人物のもう一つの顔に焦点を当て、執筆を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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