出版社内容情報
なぜ人は、念仏(南無阿弥陀仏)を称えるだけで救われるのか。いまの時代にこそ求められる「他力」とは、「悪人こそ往生できる」の本当の意味は…鎌倉時代、仏教界の常識を破った肉食妻帯の破戒僧・親鸞がたどりついた阿弥陀如来の救いの本質にふんだんな図版と写真で迫ります。カラー口絵付。
内容説明
絶対他力、悪人正機、「南無阿弥陀仏」、『歎異抄』…親鸞はいったい何を説いたのか。図版とあらすじで、よくわかる。
目次
第1部 親鸞の生涯(いま、なぜ親鸞なのか;誕生と比叡山での苦悩;法然のもとへ;越後へ;東国常陸へ;晩年を生きる)
第2部 親鸞の教え(親鸞の教え;いまに伝えられる教えとその拡がり)
著者等紹介
加藤智見[カトウチケン]
1943年、愛知県尾西市(現一宮市)の真宗大谷派光専寺に生まれる。1966年、早稲田大学第一文学部卒業。1973年、早稲田大学大学院文学研究科哲学専攻博士課程修了。早稲田大学、東京大学講師、東京工芸大学教授などを経て、東京工芸大学名誉教授。光泉寺住職。学道塾主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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