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出版社内容情報
論理的に話してもなかなか説得力や納得感を得られないという人におすすめなのが「引用」。というのも人は「何を言ったのか」よりも「誰が言ったか」を重要視するからだ。偉人の名言の引用だけではなく、プレゼンに身近でも影響力のある人物(自社の社長の言葉等)を、一言入れるだけで説得力と後ろ盾を入れられる。コミュニケーションにさらりと深みを与え、説得力や発言力、信頼感を与える引用力とは?
内容説明
あの人の話にはなぜ深みがあるのか?言葉は、使われるたびに威力を増していく―。世界中のスピーチ・名言を分析研究して見えてきた技術。
目次
第1章 なぜ、「引用」は人を惹きつけるのか?
第2章 刺さる言葉を作る「引用レシピ」
第3章 深みを作る「言葉・名言」を引用する方法
第4章 心に残る「物語・エピソード」を引用する方法
第5章 「引用の引き出し」を作る習慣
第6章 今日から使える名言集
著者等紹介
上野陽子[ウエノヨウコ]
コミュニケーション・アナリスト、翻訳家。カナダ、オーストラリア留学後、ボストン大学コミュニケーション学部修士課程でジャーナリズム専攻、東北大学博士前期課程で人間社会情報科学専攻修了。通信社の国際金融情報部、出版社、海外通販会社の執行役員などを経て、書籍執筆、雑誌やネットでコラム連載、諸媒体のプロデュースなどを手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
チャー
15
適切な引用の手段について解説した本。浅い話を少しでも深くするための要点が多数示されており参考になる。日常会話や文章の作成時に、自身の考えや伝え方を補強するための引用は内容に信ぴょう性を持たせるために有効であるが、使い方や状況を違わずに用いるためには細かな意識が大切。論理的だけではなく、心に刺さるために引用を用いると効果的。引用を引き出すためには、自分の心に刺さった言葉を記録しておくことも有用。準備をして伝える場に挑む際には、内容と話しの流れを丁寧に組み立て、乱発は控え要所で適切な引用を用いるとよい。2024/04/23
kbms
1
☆3.0 「浅い話から、深い話へ」 引用力。誰もが会話の中で活用したい引用に対する一冊。 偉人や著名人の名言も差し込まれており、非常に読みやすかった。2024/12/27
きゃしー
1
朝活で名言の本を読むことが多いのですが、その活かし方がよく分かった本でした。名作の一節、有名人の言葉、ニュースで見たトピックス、誰かや自分の体験談まで、引用する目的や紹介の仕方が数多く例示されています。テーマを持って情報を探すとよいなど、引用上手になるための姿勢も分かりました。引用はスピーチのスパイス。骨子だけ、数字を並べたデータだけでは共感してもらいにくい。イメージを想起させたりインパクトを持たせたりするため、引用をうまく使いこなしたいと思いました。2024/09/17
kaz
1
言っていることはよくわかる。しかし、実践は容易ではない。図書館の内容紹介は『ひとつの引用が、説得力と信頼感を倍増させる! 伝える内容にあった引用の見つけ方、映画書籍ほか諸媒体からの引用の仕方など、伝えたいことを効果的に伝える「引用」の技術を紹介する。「今日から使える名言集」も収録』。 2024/07/09
チタカアオイ
1
【図書館】2024/06/02