出版社内容情報
日本人の誕生から、治承・寿永の乱(源平の合戦)まで、日本古代史上の「舞台裏」に光をあて、その謎を追ったロングセラーの決定版。古代史最大の内乱「壬申の乱」の激闘の裏側で何があったのか。平将門は本当に反逆者だったのか。源氏の時代がはじまるきっかけとなった壇ノ浦の最終決戦の謎とは……。映像も音声も残っていない1000年以上前の日本の実像を浮きぼりにする古代史ファン待望の書。
内容説明
日本人の誕生から、源平の戦いまで、古代史の舞台裏に光をあて、その実像と、いまもなお残る古代日本の“永遠の謎”に迫った決定版。映像も音声も残っていない時代の実相がよみがえる!
目次
第1章 日本人のルーツ(日本人のルーツはどこまでさかのぼれるのか;縄文時代のイメージを覆した三内丸山遺跡のインパクト ほか)
第2章 ヤマト政権の成立(「初期の天皇」をめぐる謎をどう読むか;神功皇后の三韓平定伝承が意味するものとは? ほか)
第3章 奈良時代(長安をモデルにつくられた平城京の謎と真実;遣唐使として唐へ向かった「四つの船」のその後 ほか)
第4章 平安時代(廃都に追い込まれた長岡京と平安京への遷都の謎;宮廷内の権力争いがもたらした薬子の変の異常事態 ほか)
著者等紹介
瀧音能之[タキオトヨシユキ]
1953年生まれ。現在、駒澤大学教授。日本古代史、特に『風土記』を基本史料とした地域史の研究を進めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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