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出版社内容情報
お見送りの場であるお葬式は、故人の人生の締めくくりの場になるだけでなく、故人と関わりのあった人たちにも深く影響を与えるものになる、と安部氏は言います。故人への感謝の気持ちが深まり、遺された家族の絆が強まり、憎み合っていた関係が修復する――。お見送りの場で起きた感動的なエピソードは、参列者の心に幸せな記憶を作り上げ、思い出すたびに温かい気持ちになります。特定の葬儀社には所属せず、俯瞰した視点で数多くの「葬儀の現場」を見てきた葬祭コーディネーターが、強く印象に残る事例を紹介。その具体例の数々は読者の心を動かし、自分や家族、大切な人の見送り方を考えたくなります。
内容説明
斎場内から大きな拍手と歓声が起こりました。「こんなに素晴らしいお葬式ははじめてだよ」そんな声が聞かれるお見送りの場でのドラマの数々。心に残る素敵なエピソードを紹介します。
目次
第1章 愛があふれるお見送り(ダウン症の息子と交わした最後の約束;手話で紡いだ「贈る言葉」 ほか)
第2章 絆の深まるお見送り(私が一番きれいだったとき;兄の写した遺影写真 ほか)
第3章 わだかまりがとけるお見送り(お母さんの筑前煮;ばあちゃん、この髪、似合ってる? ほか)
第4章 葬儀社も涙するお見送り(たった五文字の感謝状;来世ではじいちゃんのじいちゃんになる ほか)
第5章 葬儀社の心が伝わるお見送り(友情の証しの花祭壇;両親の二度目の結婚式 ほか)
著者等紹介
安部由美子[アベユミコ]
鹿児島県出身。一般社団法人日本葬祭コーディネーター協会代表理事、葬祭コーディネーター、葬祭コンサルタント。2014年に一般社団法人日本葬祭コーディネーター協会を設立。看護師として働いたのち葬儀業界へ移り、葬儀社と遺族の想いを繋ぐ役割を担い続けて22年、関わった葬儀件数は2万件を超える。葬儀の司会をしながら、全国JA葬祭事業や全国の葬儀社にて、セレモニーアシスタントのスキル向上や接遇研修、サービスの質を高めるためのコンサルティングや個人向け終活セミナーの講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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