出版社内容情報
「仕事や趣味に思いきり熱中してきた。いまの生活に満足している。けれど、いつまでもこのままでいいのかな?」――女性には、そんな迷いを抱える時期があるといいます。楽しいように見えて、じつはなんとなく満たされない思いを抱える「大人の思春期」。女性心理に詳しい心理カウンセラーの大美賀氏によると、「大人の思春期」から脱け出して「本当の大人」になるには、みんなと同じことで安心するチャム・グループ(同調的な仲間)から、お互いが違うからこそ刺激的で楽しいピア・グル―プ(自立的な仲間)へ移行する必要があるといいます。そこで本書では、「大人の思春期」にはどんな傾向がある? 今の生活が続くとどうなる? 今さらながらの「心の成長」をはかるための具体的な方法は? などを解説します。
内容説明
大雨の夜、ふしぎな雑貨店に集まったアラサー独身女子3人。店主と対話するうちに、胸の奥の本音に気づく―。「新しい自分」へと生まれ変わりたいすべての女性におくる心の成熟の物語。
目次
プロローグ―ある雨の夜、小さな雑貨店で
1章 満たされているはずなのに、どこかむなしい…“大人の思春期”
2章 次のステージへ進んでいくとき、“大人のタイムカプセル”がひらく
3章 「自分の居場所」を整えていくと“アイデンティティ”が見つかる
4章 大人になるには欠かせない…“親密モラトリアム”からの脱出
5章 未熟なタネを育てて、パートナーと“親密”な関係を築く
6章 大人になるための基礎を築く“巣立ち”のテーマ
7章 “無意識からのメッセージ”を聞いて“なりたい自分”をつかむ
エピローグ―それぞれの心が成熟に向かうとき
著者等紹介
大美賀直子[オオミカナオコ]
心理カウンセラー、作家。栃木県生まれ。早稲田大学教育学部卒業後、出版社に勤めたものの「自分探し」に迷走。進むべき道が定まらず、転職続きの20代を送る。30代から心理学を学び、「ストレスは自分の認知が生み出している」という事実を知り驚愕。一度しかない人生を自分らしく生きるヒントを、心理学理論を織り交ぜて伝えたいと思い2002年、総合情報サイトAll About「ストレス」のガイドに就任。2007年から心理カウンセラー、セミナー講師としても活動開始。テレビ、新聞、雑誌などのメディアでも情報を発信。「女性の人生とストレス」に造詣が深く、発達心理学や深層心理学などの心理学理論を駆使した助言が好評を得ている。所有資格は、公認心理師、精神保健福祉士(以上、国家資格)、産業カウンセラー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おさと
Go Extreme
c.k
ミモザ
むろむろ