出版社内容情報
子どもが自分の頭で考えて話すようになるために、楽しみながら親子でできることばトレーニングに取り組んでみてください。大人の語彙力ブームですが、子どもこそ「ことばのチカラ」が必要です。自分の気持ちを自分のことばで伝えることができる子はどれくらいいるでしょうか? 何を聞いても「ビミョー」「かわいい」「すげぇ」ということはありませんか?論理的に考え、発言することに慣れていれば、これから始まるアクティブ・ラーニングや就活、社会人になってからも自分の気持ちを伝えることができます。一人っ子、共働き、SNSなどによるコミュニケーション不足、そしてしっかりママが子どものことばを奪っていると、考える力も伝える力も育たず、他人と関係を築くのが苦手で自尊心が低い大人になってしまいます。子どもが自分の頭で考えて話すようになるために、楽しみながら親子でできることばトレーニングに取り組んでみてください。
高取しづか[]
著・文・その他
内容説明
“頭のいい子”の親はなぜことばを大切にするか?教育改革で伸びる子、つまずく子。差は「ことばのチカラ」が握っています。始めませんか?子どもが将来困らないために―。
目次
序章 しっかりママが「子どものことばのチカラ」を弱めている(自分の気持ちや考えを“文章”で言えますか?;言いたいことをあきらめてしまっている子どもたち ほか)
1 自分の気持ちをじょうずに伝える―「度胸力」「語彙力」「親の理解力」を育てるためにできること(言ってもいいのかな…と自信がない子;子どもの表現力を伸ばす、親の“聞くチカラ”とは? ほか)
2 論理的に考えてことばにするチカラ―「論理力」「説得力」を育てるために(道筋立てて考え、表現するチカラがますます求められてくる;ひと言ことばを禁止する ほか)
3 話し合うチカラをつける―「応答力」「プレゼン力」を育てる。総合力としての7つのチカラ(話し合うチカラを家族で育てる;これからの社会を生き抜くカギがここにある ほか)
終章 「コピペ」「テンプレ」な子にしないために(ことばが溢れている時代だからこそ、「自分のことば」が大事;なぜ、日本の子どもの自尊感情は低いのか ほか)
著者等紹介
高取しづか[タカトリシズカ]
NPO法人JAMネットワーク代表、「ことばキャンプ」教室主宰。消費者問題・子育て雑誌の記者として活躍後、1998年渡米。アメリカで出会った仲間や日本の友人とJAMネットワークを立ち上げた。「子どもの自立トレーニング」をテーマに新聞・雑誌・本の執筆や、各地で講演活動を行っている。神奈川県の子育て支援の委員をつとめ、子育てや教育の現場で支援にあたっている。また、東京都と神奈川県の児童養護施設や里親など社会貢献活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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