出版社内容情報
言葉のルーツと成り立ちを知ることは、日本語に強くなる最強・最短の方法です。これまでありそうでなかった、使える「語源」の本。
内容説明
覚え方ひとつで忘れない!自信が持てる!…使える!楽しい!他人に話したくなる「できる大人」の日本語教室。
目次
1 日本語を知的に使うカギは語源にあった!
2 ことばのルーツを知ると、読む・書く・話す力に磨きがかかる!
3 どの「漢字」を使うか迷ったときこそ、語源をたどろう
4 あの日本語、あの言い方、そもそもどこから来たの?
5 「カタカナ語」の本当のルーツを知っていますか
6 ことばの由来がわかれば、「大人の日本語」もこわくない
7 語彙力のある人は、「モノの名前」を語源で覚える
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
歩月るな
12
このつまみ食い感は、すごい便利。辞書的な使い方は出来ないので痒い所には手が届かない、でもそれは辞書引けばいいわけなので、充分届いている良い本。と言うか助かる。続刊があるようだ。教養と無駄知識は紙一重。コードと言うのはつまり受け手側に同じ共通認識が必要なわけだから、豊富な語彙であろうと、結局使い道が無かったりして。その瞬間を表す言葉をズバッと言えたとしても、意味が通らなければ。言葉を腐らせてはいけないのだとは思いつつも、使い手がいくら博識であろうとも、受け手側の認識で体系的には淘汰されていく事でもあろうし。2018/05/18
nocturne2015
10
なるほど!がたくさん。2018/08/23
どすきん
4
「積ん読」は明治34年生まれ! その他は、夜行バスの中で眠れない時に読む用に持っていると便利かもしれない、寝ちゃんだろうけど、といった感じの本だった。2018/03/24
ゆうみい
2
かっこいい言葉を使って話せるようになりたくて。語源を知ってなるほど! と思っても、その言葉は読んだ瞬間から記憶の外へ……普段使わない言葉は、語源を知ったくらいでは覚えられませんでした(涙)逆に知っている言葉はその語源によってさらに印象強くなった。ヘチマ(糸瓜)→とうり→トはイロハ順でチとマの間だから。カタクチイワシは片口、など、へ〜ボタンを押さずにはいられない▼積ん読って私は読メで知った言葉だったのですが、その起源は明治にまで遡るんだとか!2020/08/17
くぅ
0
語彙力向上を標榜し、多読を初めて早4ヶ月。約20冊の単語を血肉としてきた。そしてこの本は、まさに多読の嚆矢となった4月、最初に手にした本。4ヶ月前に知らなかった語句として約40単語ほどマーカーを引いており、特に次の語句を知らなかったことは驚愕した。「意趣返し」「鼓吹する」「食傷」領袖」「諫言」「仄聞」「随喜の涙」「喧しい」「喧伝する」 。この程度の語句は、小説や教養書を読んでいれば数冊目に邂逅する定番語句である。忸怩たる思いが拭えない。しかし、4ヶ月でここまで自身の知識とすることができたことは誇りに思う。2024/08/13