出版社内容情報
ミリオンセラーを記録し、長く読み継がれている『日本人のしきたり』(新書判)。それをベースに、いまに残る伝統行事の意味と由来、作法を、やさしい絵とわかりやすい文章で展開するビジュアル版。季節をいつくしみ、人生の節目を大切にする、日本人のこころ豊かな知恵が詰まった、一年を通して楽しめる一冊。
内容説明
「二十四節気」「雑節」「開運日」など和の暦の基本から、「初詣」「おせち料理」「鏡餅」「七草がゆ」など正月行事、「節分」「ひな祭り」「端午の節句」「七夕」、「お盆」「お月見」「除夜の鐘」など年中行事、「贈り物」「お祝い」「お礼状」「法事」など和の作法まで。一年を通して役立つ一冊。
目次
第1部 年中行事と季節のしきたり(一月/睦月;二月/如月;三月/弥生;四月/卯月;五月/皐月 ほか)
第2部 知っておきたい礼儀作法(訪問・接客のしきたり;日常生活のしきたり;手紙のしきたり;食事の席のしきたり;祝い事のしきたり ほか)
著者等紹介
飯倉晴武[イイクラハルタケ]
1933年東京生まれ。東北大学大学院修士課程(日本史専攻)修了。宮内庁書陵部図書課首席研究官、同陵墓課陵墓調査官等を歴任。93年退官後は、奥羽大学文学部教授、日本大学文理学部講師等を経て、現在は著述に専念している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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けんとまん1007
45
季節の移ろいを感じることは、日々の暮らしを豊かにする。四季、月、二十四節気に始まり、しきたり・伝統・文化として残っている行事。それを、改めて思い考える時間になった。何気なくなっていることの意味を考えると、そこに籠められた先人の知恵・思いがある。それを大切にすることが、明日につながることだ思う。2023/12/15
toumabook
1
一年の中でよい日とされる天赦日や一粒万倍日。 宝くじを買わない私は特にこれまで気にしたことはなかった。改めて本書を読んだ時一年の中で6.7回しかない6/365を大切にしてもいいのではないかと感じた。2024年の天赦日は6日(不成就日含む日を除く) 今年は天赦日を手帳に記し、ふと自分を見つめ直しに何か決断やスタートを切る日にしようと思う。2024/01/27