目次
第1章 「商品」と「お金」から考える経済学(商品の値段のしくみ;お店や商品の「競争」のしくみ;利益と給料のしくみ ほか)
第2章 「税金」と「政治」から考える経済学(税金のしくみ;年金のしくみ)
第3章 「世の中の問題」から考える経済学(食糧自給率問題のしくみ;派遣切り問題のしくみ;環境問題のしくみ ほか)
著者等紹介
木暮太一[コグレタイチ]
1977年生まれ。千葉県船橋市出身。慶應義塾大学卒業後、富士フイルム株式会社、株式会社サイバーエージェント、株式会社リクルートを経て独立。大学の講義のあり方への疑問から、在学中に自主制作した「気軽にはじめる経済学シリーズ」(マクロ経済学、ミクロ経済学、マルクス経済学)が、大学生協や一般書店で累計5万部を突破。現在も、時間がなくても予務知識がなくても「一読してすぐ分かる」ことにこだわった、本当に分かりやすい経済学の参考書の執筆に注力している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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aoi
4
読みやすく面白かった。特に給与の決まり方の説明で、年功序列型を「社員が明日も働けるために必要なお金を給料として渡す」とし、実力主義型を「社員が働いてこれだえ利益を出したから、その一部を給料として分ける」と説明していたのが分かりやすかった。年功序列型がこれまで日本で問題なく定着していたのがなぜか、そしてそれなのになぜ今は合わなくなってきたのかが腑に落ちた。2017/05/28
naoki527
2
シンプルにわかりやすく説明している点に好感が持てます。子どもに限らず、経済にあまり詳しくない人に説明する場合に役に立つでしょう。良く出来た本。2010/02/13
備忘録
2
このようなタイトルの本は、実際には内容がよくわからないことが多いが、本当に理解しやすく書いてあるのが特徴です。何かを行うときは「とりあえずがんばって楽しんでみる」というのを心がけたい。2010/01/06
ゆり
1
経済についてあまり勉強してこなかったが、この本は素朴な疑問にも丁寧に答えてくれてわかりやすかった。企業が利益を出すにはやっぱり人件費を削るのがいい。労働者側としては自分の身を守るためにうまく立ち回る必要があると思った。2023/03/15
TiawPai
1
子供に教えるって、本当に小学校高学年、中学で習ったようなわかりやすい書き方をされていました。各章のはじめに書いてある流れ図は、本当に子供に説明しやすい秀逸なものでした。構成は経済、政治、社会・環境問題とテーマは分かれています。結局のところ子供が理解できるように教えることほど難しい物はないと感心しました。2018/02/21