出版社内容情報
これまで様々語られてきた日本史の疑問をひとつひとつを改めて検証、最新研究によって書き換えられたこと、情報のアップデートが進んだものについてご紹介。漢委奴国王の金印発見のナゾをめぐる大論争の結末はどうなったか。戦国乱世の中で、庶民は本当に虐げられる存在だったのか…目からウロコの新視点で日本史の謎を読み説いた一冊です。
内容説明
日本史の最新研究は、何をどこまで明らかにしたか。本書では、現在わかっていること、いまだわかっていないことを丁寧に整理・検証した。三内丸山遺跡、漢委奴国王の金印、遣唐使、文永・弘安の役、千利休、徳川家康、お家断絶、赤穂浪士、家紋、版籍奉還など、誰もが知っているキーワードを入り口に、目からウロコの新視点で日本史の謎を読み説く一冊!
目次
第1章 日本史常識が変わる新視点(フビライに三度目の日本襲来を断念させたベトナム軍の“戦闘力”の秘密;豊臣秀吉がキリシタンを弾圧した陰に何があったのか ほか)
第2章 歴史を動かした人間関係を読む新視点(不可思議な遺構が物語る縄文という時代の実像;戦国乱世の中で、庶民は本当に虐げられるだけの存在だったのか ほか)
第3章 あの人物のもう一つ別の顔を知る新視点(遣唐使として唐に渡って帰国しなかった阿倍仲麻呂の「その後」;あえて「女」として土佐日記を書ききった紀貫之の真意 ほか)
第4章 現代に遺された“痕跡”から真実に迫る新視点(漢委奴国王の金印発見をめぐる“噂”の真相は?;徳川家の家紋が「三つ葉葵」になるまでの知られざる経緯 ほか)
第5章 裏のウラ側から歴史を推理する新視点(日本人は歴史上、本当に「肉食」を遠ざけてきたのだろうか;そもそも「切腹」はいつ、どのようにはじまったのか ほか)
著者等紹介
新晴正[アラタハルマサ]
石川県生まれ。経済紙記者として現役で活躍するかたわら、歴史への探究心とその該博な知識を活かし、歴史の意外な側面にスポットを当てる書籍を“黒子”として数々執筆。参画した書籍のベストセラー多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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