出版社内容情報
「いま」の時代を知るのに、絶対に欠かせない「幕末」と「明治維新」のポイントを、これ以上にないほど懇切ていねいに解きほぐした。「いま」の時代を知るのに、絶対に欠かせない「幕末」と「明治維新」のポイントを、これ以上にないほど懇切ていねいに解きほぐしたのがこの本です。幕末の志士たちの生き方にはあこがれていても、「尊王」「攘夷」「佐幕」「開国」…みんなが敵のようで、味方のようで、実は意外に“ややこしい時代”の大事なツボがこれならスッキリ！
歴史の謎研究会［レキシノナゾケンキュウカイ］
歴史の闇にはまだまだ未知の事実が隠されたままになっている。その奥深くうずもれたロマンを発掘し、現代に蘇らせることを使命としている研究グループ。
内容説明
そんな意外なポイントがあったのか！夢、怒り、欲望…が渦巻く混沌の時代を、ていねいに解きほぐす、大人のための超入門！
目次
１のツボ ペリー来航
２のツボ 桜田門外の変
３のツボ 公武合体
４のツボ 薩英戦争
５のツボ 長州征討
６のツボ 薩長同盟
７のツボ 大政奉還
８のツボ 戊辰戦争
９のツボ 新政府の方針
１０のツボ 西南戦争
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けいた＠読書中はお静かに
28
客観的な視点でペリー来航から西南戦争までの流れの軸を通しておかなければ幕末物の小説は分かりにくい。そして司馬史観に囚われないことが肝要。考え方がコロコロ変わるし、藩の中でも違う意見が飛び交ってちょっとした事件をきっかけに藩論が大転換するので本当に大変。そこを最低限押さえるという意味ではすごく分かりやすい本だと思います。2017/05/26
