出版社内容情報
過去を知り、現在がわかれば、未来が読める。人生の指針を発見できる一冊。戦乱の世をその才覚で生き延びた真田昌幸の「戦略力」。実力を蓄え、来るべき時に備えた徳川家康の「凡人力」。心の底から「ついていきたい」と思わせた西郷隆盛の「人心掌握力」…彼らの行動は日本の歴史上どんな意味を持ち、歴史をどう変えることになったのか。そこから何を学び、どう活かしていくべきなのか。過去を知り、現在がわかれば、未来が読める。人生の指針を発見できる一冊。
加来耕三[カクコウゾウ]
昭和33年、大阪府生まれ。奈良大学文学部史学科卒業後、同大学文学部研究員を経て、現在は歴史家・作家として著作活動を行っている。テレビ・ラジオ等の番組出演多数。
内容説明
本書では、日本史上の人物たちの生き様を追いながら、現代を生きる我々が汲み取りたい生の“真髄”を明らかにしていきます。彼らの行動や発言は日本の歴史上どんな意味を持ち、歴史をどう変えることになったのか。そこから何をどう学び、活かしていくべきなのか―。人生の指針を発見できる一冊です。
目次
1 「奇跡」の章
2 「栄光」の章
3 「戦略」の章
4 「突破」の章
5 「逆転」の章
6 「運命」の章
著者等紹介
加来耕三[カクコウゾウ]
昭和33年(1958)、大阪市生まれ。奈良大学文学部史学科卒業後、同大学文学部研究員を経て、現在は歴史家・作家として著作活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Mr.チャーリー
50
教科書で学んだ歴史上の人物像は、ほんの一面にすぎないんだなぁと改めて感じました。本書から様々な人物の、これまで僕自身が知らなかった人間性を教えてくれました。今でも通ずる考え方やマネジメント、生き方が見えてきます。戦国武将だけでなく、文化人など多彩な人物を取り上げいて、もっとこの人物を知りたくなるきっかけにもなる本です。2018/01/04
maito/まいと
13
年初1冊目に選んだのは、久々に歴史を今に活かすことをストレートにテーマ立てしてきた本。加来さん著書だけだって、やや解釈にクセがあるものの、わかりやすくよどみがない文章はいつ読んでもおもしろい。特に本書は、現代に役立つポイントと歴史人物を無理矢理感無く結びつけて、徹底的に分析してきているので、これまで以上に学びが多い。この手の本はあんまり好きではないのだが本書は別。歴史をただの知識にしないために、是非読んでもらいたい1冊だ。2017/01/01