内容説明
カエサル暗号、ナポレオンコード、上杉謙信の換字表…この暗号が解ければ、歴史が１００倍面白くなる。
目次
第１章 「暗号」はこうして世界史に登場した！
第２章 歴史を動かした人物と暗号
第３章 「暗号戦争」時代の幕開け
第４章 進化する「暗号世界」
第５章 あの「名作」の暗号を読みとく
第６章 現代に蘇る暗号の神秘
付録 「世界史を変えた暗号」作成法
著者等紹介
稲葉茂勝［イナバシゲカツ］
１９５３年東京生まれ。東京外語大、大阪外語大卒。国際理解教育学会会員。編集者として、これまでに７００冊以上の書籍を担当。著書は５０冊以上になる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
リキヨシオ
16
暗号…秘密を保つため、当事者間にのみ了解できるように取り決めた特殊な暗号・言葉。暗号化や復号化にするための手順「アルゴリズム」、暗号化に用いる文字や数を「鍵・キー」。紀元前から存在する「ヒロエグリフ」。聖書に隠された「アトバシュ暗号」。スパルタ軍が使用した「スキュタレー暗号」。古代ローマの「カエサル暗号」。中世になり社会の発展と戦争により、情報を守る必要性から様々な暗号が生まれる。近代では「モールス信号」「エニグマ」「点字」などが戦争の時代に生まれる。…暗号は生むのも解読するのも奥深い！2015/05/21
TSUBASA
13
暗号とは「秘密を保つために、当事者間にのみ了解されるようにとり決めた特殊な記号・言葉」である。世界の暗号を紹介する一冊。なるほど、こんな種類があるのかと思うと興味深い。有名なカエサル暗号とか、ヒエロニムスから最新の暗号化アルゴリズムMISTYまで、軽く触れる程度だけども色々紹介されてます。日本海海戦の有名な大本営出撃の打電（敵艦隊見ユトノ警報ニ接シ聯合艦隊ハ直チニ出動、コレヲ撃滅セントス。本日天気晴朗ナレドモ波高シ）って元は暗号で、その原文が面白かった。なんであんなんでわかんの？と（笑）2014/08/26
エヌ氏の部屋でノックの音が・・・
0
２００７年１０月２０日 初版2015/12/26
nowhereman134
0
情報量が多いため、ひとつひとつのエピソードが短い。面白そうになる前に「えっ、もう終わり？」みたいなフラストレーションが最初は襲ってきた。◆しかし、慣れるにしたがって、どんどん面白くなった。お勧め。2020/12/13
