感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のり
4
優しい言葉で思いが綴られていて読みやすかったです。三島由紀夫、太宰治、志賀直哉の作品を読みたくなりました。2017/01/19
ダイキ
2
マルクスの『下部構造が上部構造を決定する』、という晩年の書簡に残されてる思想は、下部構造は体を、上部構造は精神を意味していて、マルクス自身の“老い”の実感から発想されたものではないか、という吉本自身の“老い”――体が駄目だと精神も上を向かないという実感から生まれた考察が面白い。「自分を棚上げにした追及は、テレビ・新聞・政党・市民運動に共通です。これはスターリズムかファシズムに行きつくほかないやり方で、ほんとはいちばんよくないことです。」〈4「真理」の行方〉2019/02/10
石井は生きている
0
そんなに気にするなよ、ということを丁寧に述べているような。優しい本。2012/10/30
mushi12345678
0
読みやすく面白かった2009/02/15
rubbersoul
0
「違う世界はたくさんあるから、そうすればいい。じゃなければストレートに当たっていくのが僕はいいと思います。やわらげることが必要なこともあるんでしょうけど、僕の性格ではなかなかできないから、やわらげるくらいなら、接触しないようにしちゃえ、ということになっちゃうんですね。僕はそのやり方で身の振り方を決めてきました」2022/10/06