内容説明
これは「三国志」よりおもしろい。超人、超兵器が続々登場!話題騒然の中国奇書を大攻略。
目次
1章 英雄・仙人―綺麗星のごとき群像のプロフィール
2章 宝貝―仙人をパワーアップする魔法の武器
3章 珍獣―戦場を疾駆した異形の生き物たち
4章 殺劫―残酷刑・仙人対決など名場面を凝縮
5章 歴史・攻略―史実の易姓革命と物語の核心
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェルナーの日記
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中国に四大奇書として『西遊記』、『三国志演義』、『水滸伝』、『金瓶梅』が挙げられるが、『封神演義』も先に挙げた作品に勝るとも劣らない。作者は諸説紛々としていて、明らかになっていないが、明の時代の許仲琳とされることが多い。本書は、その『封神演義』の解説本であり、登場人物や彼らが使う仙術・宝貝(現代風にいえば秘密兵器ようなもの)等の紹介がされている。『封神演義』自体、現代的文学の分類すれば、間違いなくSFファンタジーで、何でも有りの内容は、現代のSF作家も顔負けするほど。ラノベに興味ある方は一読をお勧めする。2015/11/28